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Category: CD・レコード > ブルース・ソウル   Tags: ---

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『Pee Wee Crayton』

Pee Wee Crayton テキサスから西海岸に移ったブルースマンでは、Tボーン・ウォーカーローウェル・フルソンが有名ですが、ピーウィー・クレイトンという人も名の知られた人です(若いころにブルースの本を読みまくった僕の感覚では、です^^)これは1960年にクラウンからリリースされたデビューアルバム。ピーウィー・クレイトンのエレキギター/ヴォーカルのほか、ピアノ、サックス、ダブルベース、ドラムというバンド編成でした。

 いきなりサックス・のアドリブから始まった!続いてギターのアドリブ…おお~1曲目2曲目と、いきなりインスト曲!アルバム全体でも、インスト曲半分、歌もの半分ぐらいでした。バンドがけっこう手慣れた演奏をして、楽しげなダンス・チューンも演奏するもんで、ブルースとはいえ、ステージ上で演奏するショーバンドのようでした。
 そんな中、ギターがけっこうモダンで、なるほどこれはTボーン・ウォーカーの流れのウエスト・コースト・ブルースというやつだな、みたいな。たとえば、ブルースでも長調系のスケールを弾いたり(でも短7度だったりするところがブルース^^)、エンディングでは9thを多用したり、単旋律ソロだけでなくコードソロを演奏したり。そうそう、Tボーン・ウィーカー以降、モダン・ブルースって♭13th を入れたジャズっぽいサウンドを使った12小節ブルースをやる時って、あるじゃないですか。あれも完全に18番になってました。

 ショーバンドがひしめくウエストコースト・ブルースの中で、さすがに名を残しただけの事はある人だと感じました。ただこのレコード、なんだかエコーがボワンボワンにかかっていて、音が変(^^;)。。ところで、ウエストコースト・ブルースって、どういう所で演奏してたんでしょうね。ジャズでも西海岸になると黒人ミュージシャンって極端に少ないじゃないですか。もしかして、白人相手に演奏したりしてたのかな?

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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