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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『小野リサ / Namorada』

Ono Risa Namorada ブラジル音楽の小野リサさんが93年に発表したミニアルバム、7曲入りです。来日公演中のトゥーツ・シールマンズがスタジオに遊びに来てハーモニカを吹いていったなんていうほほえましいエピソードもあるアルバムです(^^)。僕が小野さんをはじめて聴いたのは、このアルバムでした。とにかく気持ち良すぎてしびれて、一気にファンになりました。ブラジル音楽は、ジョビンとかゲッツ&ジルベルトとかの有名作は聴いてたけど、まだ全然深入りしてない頃。まして80年代以降の高音質録音ボッサの気持ち良さはまったく未体験でした。今にして思えば、小野リサさんが僕にとってのブラジル音楽への本格的な入り口だったかも。

 ブラジル音楽といっても色々あって、エレキベースにドラムにシンセみたいなカエターノ・ヴェローソみたいなちょっと合衆国寄りなラテン音楽もありますが、このアルバムはあくまでシンプルな編成でアコースティックなボッサ。ピアノやベースが入る時もありますが、ベースもコントラバスだし、すべてアコースティックなので音がとにかくいい(^^)。。2曲目「QUERO-TE ASSIM」のギターとハーモニカだけの弾き語りなんて、ものすごく心に刺さります。もしかすると僕がトゥーツ・シールマンズをはじめて聴いたのって、このアルバムだったかも。その後・ローラ・フィジイのアルバムとか、色んな所で聴いて、なんてあったかい演奏なんだろうと大ファンになってしまったのでした(^^)。

 それにしても、これはレコーディング・エンジニアも素晴らしいのかも。ギター弾き語りだけだったり、ギター2台だったりハーモニカとギターだけだったりと、バスになにもいない曲もそれなりにあって、音がスカスカになってもおかしくないのに、音がぜんぜん寂しくない、むしろ美しいのです。このあたりまでの日本のレコーディング・エンジニアって、めっちゃくちゃレベルが高いと思います。ADATやプロツールスが出来てからは、ミュージシャン自身が録音もできるようになったからか、「ああ、録音のせいで音楽が台無しだよ」というレコードが増えちゃいましたよね(^^;)。プロツールスが悪いわけじゃなくて、プロじゃない人が録音するのがダメなんでしょうけど。そうそう、ポルトガル語だと思ってい聴いていると、「あ、ここは日本語だ」とビックリしたのもいい思い出です(^^;)>。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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