『Toninho Horta / from Ton to Tom』

ToninhoHorta_fromTomtoTom.jpg 暑いっす。若いときはこれでも夏大好き人間だったんですが、オッサンになってしまうと夏は灼熱地獄以外の何物でもありません。こんな時に涼しい気分になるには、やっぱりボサノヴァだぜ!と、大型レコード店の特集コーナーのような思想をしてしまい、久々に引っ張り出したCDは…

 邦題は『ジョビンへの手紙』、ボサノヴァのトニーニョ・オルタによる、ジョビンへのトリビュート・アルバムです。ボサノヴァの名盤って、時代が古いうえに、ブラジル録音だったりすると、音楽は素晴らしいんだけど音が悪すぎる…というものが結構あります。まあ、それでも2~3曲も聴いていれば、音の悪さはすっかり気にならなくなるんですが、しかしこのCDみたいにメチャクチャにきれいな音の録音を聴いてしまうと、やっぱりこれはこれで素晴らしいよなあ…と思うのです。で、このCD、大半がジョビンの大有名曲なんですが、アレンジが素晴らしい!ウィズ・ストリングスの曲があったり、ものすごく気持ちいいハーモニカのフューチャーがあったり、これまたボサノヴァでよく使われる手法の子供たちのきれいなコーラスがあったり…とにかく、ゆったりとして、気持ちいい!!冒頭の"メディテーション"のたゆたうストリンスと、ジャズギターのようなハイトーンを完全にしぼりきったあったかいギターのサウンドなんて、これを聴いて気持ち良いと思わない人がいるでしょうか。もう、反則レベルのリラックス音楽です。歴史的価値という意味で、名盤ガイドなどにはまったく出てこない1枚だと思いますが、ジョビン音楽のスタジオ録音作品では、僕はこのCDが一番好きです!
 いやあ、聴いているだけで涼しくなってきたぞ。麦わら帽子をかぶって、ハンモックに揺られている気分…。残暑厳しいですが、すごく落ち着いてリラックスする気分になれる、超おススメ盤です!


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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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