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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『The Jimmy Giuffre Four‎ / Tangents In Jazz』

Jimmy Giuffre Four‎ Tangents In Jazz 1955年録音(発表は56年)、ウエストコースト・ジャズの管楽器奏者ジミー・ジュフリーのセカンド・アルバムです。これもデビュー・アルバムと同じようにトランペットのジャック・シェルドンと組んだアンサンブルで、2管ピアノレスのカルテットでした。これがなんとも味わいのあるいぶし銀の素晴らしさ!デビュー・アルバム『Jimmy Giuffre』が、チェット・ベイカー参加の『Gerry Mulligan Quartet』みたいに、2コース以上の管のアレンジが見事ながらもリラックスしたムードの気持ちいジャズだったのに対して、こっちはクラシック室内楽をジャズ・バンド編成で実現したような音楽でした。

 ベースもドラムもリズムセクションとしてバックをつけるなんてもんじゃなくて、メロディ楽器に対してバスをつけたりカウンターを入れたりしてくるんですよ。ドラムなんて、ソロを取っている管楽器奏者がいても叩かず、メロディの切れ目だけで置かず挟んでくる、みたいな。またそれで見事なアンサンブルを成立させてしまう管楽器奏者ふたりも凄い、なんちゅうリズム感しとんねん。。2管が掛け合いになっている所でベースがカノンになってるところとか、本当に音が鵜の奥が深くて、音楽から耳を離せなくなってしまいました。こういうベースやドラムの使い方をしたジャズって、50年代ウエスト・コースト・ジャズの一部だけじゃないかなあ。

 僕が一番好きなジミー・ジュフリーは、20世紀初頭のロマン派を脱した頃のクラシックと見事なインプロヴィゼーションをミックスした60年代以降なんですが、まるでクラシック・アンサンブルをジャズのフォーマットで実現しようとしたかのようなこの時代の音楽も、渋いながら実に深くて味わい深いと思いました。下手なジャズ・ファンよりむしろクラシック室内楽のファンの人の方が楽しめるアルバムかも。ジミー・ジュフリーって、本当に凄いミュージシャンだったと思います。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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