『Steve Lacy / School Days』

SteveLacySchoolDays.jpg これが、スティーヴ・レイシーによるセロニアス・モンク音楽で「すげえ…」と思わされた作品です。実は、最近このCDを手に入れまして、そんなわけでスティーヴ・レイシーの記事を書きまくっているという次第です(^^)。いやあ、若い頃の話ですが、ジャズの管楽器奏者で、エリック・ドルフィーとスティーヴ・レイシーの2人の音楽には心酔しまくった時期があるのです。。こういう人、絶対にたくさんいるはず。ムーディーなBGMチックなジャズや、通り一遍のワンパターンジャズなんか吹き飛んでしまうほどの素晴らしさ。

 全曲ともモンク曲で占められたこのCD、何がスゴイって、ピア二ストのモンク音楽集なのにピアノレスカルテット!そして、ソプラノサックスとトロンボーンの2管なんですが、このアレンジが凄すぎる…。かなり多彩な絡み方をします。で、モンクのあのねじ曲がったようなテーマと素晴らしすぎる和声のエクステンションとかが、絡み合う2本の管の旋律で独特な形で描き出されていきます。…いやあ、これはすごい。けっこうアホなのが、ベーシストが遅刻しちゃったみたいで(^^;)、冒頭の2曲はベースレス。これが結構しょぼくって、これは外れCDで、聴くのをやめようかと思うんですが、しかしベースが来てからの3曲目以降のグルーヴが強烈で、とんでもなく素晴らしい!そんなわけで、とにかく3曲目までは辛抱して聴く事をおススメします。。
 
 そうそう、このCDは、何度も何度も再発されているんですが、最近再発されたこのジャケットのモノじゃないとだめです。というのは…レイシーがセロニアス・モンクのバンドに参加していた時の録音が追加収録されているのです!!で、そういう歴史的な価値だけじゃなくって、この演奏そのものがスゴい!!レイシーのソロもものすごいんですが、バンド自体がチャーリー・ラウズなんかがいたモンクバンド最強布陣の時期で、強烈です!!いやあ、レイシーがモンクのバンドに参加していた時の録音が残っているなんて、はじめて知りました。。これ、レイシーが好きなら絶対に聴くべき!!ここのところ、こればかりずっと聴いているのですが…う~ん、素晴らしい。。



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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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