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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Ella Fitzgerald & Joe Pass / Hamburg Duets 1976』

Ella Fitzgerald Joe Pass Hamburg Duets 1976 エラ・フィッツジェラルドとジョー・パスのデュオ、これは1976年のドイツ公演時のライブ録音です。正確な録音日時は76年5月19日、ハンブルグ。ある特定の日のある場所って、二度と同じ瞬間は来ないというのが伝わってくるようで、スペシャルな感じで好きです。

 録音がいい!歌ってない所でもヴォーカリストの息使いがカットされないまま残っていたり、ギターのバランスが小さ目ではあるけど、歌やギターの音自体がすごくいいです。ジョー・パスはスタジオ録音よりライブ録音の方が良い音のものが多いのが面白いです(^^)。
 そしてエラおばさんの歌がマジでうまい!何か特別なテクニックを使ってるわけでも、表現たっぷりに歌ってるわけでもないのに、こんなにうまく感じるとは。。ピッチやリズムが良いとか、ディクションが綺麗とか、ヴィブラートが見事とか、基礎だけでもここまで素晴らしい歌に出来るという教科書のようなヴォーカルでした。エラおばさんは、ジャズヴォーカルをやるなら最初に教科書にするべき人なんて言われますが、なんとなく理解できたような気がしました。
 ジョー・パスの歌伴も素晴らしかったです。ジョー・パスって、新しい和声とかそういうのには全然興味がなくって、機能和声のアメリカン・ソングをギターというシステムの中で、ギターをオーケストラ楽器として使う事に全振りしてるんでしょうね。例えば、最後にエリントン・ナンバーの「Perdido」を演奏していますが、これはウォーキン・ベースの上にコードを挟み込む形で演奏しています。「Perdido」は逆循環(2516という例のアレです)だけで出来ている曲で、それをウォーキング・ベースで演奏となると、もうこれは循環コード専用の演奏スタイルという事になりますが、そういう意味でアメリカン・ソング専用のスタイルのギターと感じるという意味です。それにしても、ピアノレスでのジョー・パスの歌伴は本当に素晴らしいなあ。。

 このCDはいわゆる放送局音源ですが、このクラスのジャズのプレイヤーって、確実にある程度以上のクオリティの演奏を決めてくるので、会場の響きで良い音になってくれるライブ録音の方が良い事がけっこうあります。個人的には、有名な『Take Love Easy』より、こっちのCDの方が好き。インディーズ系のレーベルのCDなので入手が困難かもしれませんが、これは中古で見つけたらゲットして損はない名盤じゃないかと!

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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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