『Laurindo Almeida / Guitar From Ipanema』

LaurindoAlmeida_Ipanema.jpg ブラジル出身のギタリスト/作曲家の、ローリンド・アルメイダという人のボサノヴァ調のアルバムです。1964年発表、メチャクチャ気持ちいい!!

 僕は、このアルメイダという人について、詳しい事を知りません。ただレコードは何枚か持っていて、それらはジャズのサックス奏者スタン・ゲッツとの共演だったりという感じで、ボサノヴァなんだけど、ジャズ方面から紹介される機会の多かった人、という印象があります。この「60年代のアメリカでヒットした、ジャズ文脈のイージーリスニング的ボサノヴァ」という音楽って、ブラジル産のサンバ系統から繋がるボサノヴァとは聴いた印象が違います。ミュージシャンの主張が弱めにしてあるというか、かなりイージーリスニング的。スタン・ゲッツとの共演盤もそうで、まるでハワイアンの一種みたいな音楽として捉えられていた脈もあるような気がします。
 本作もやはりそういうイージーリスニング的なムードで、音楽もセッションっぽいというか、ジャズ的です。これをどう捉えるかという事になるかと思うんですが…いやあ、こういう音楽もあっていいというか、僕はすごく好きです。なんか、ハワイとかバリとかの暑いところで、ビーチ脇のカフェの日陰に入って、冷たいものを飲んでいる時なんかにこんな音楽が聞こえてきてしまったら極楽なんじゃないだろうか、そんなことを考えてしまいます(^^)。

 若い頃の僕は、ボッサと言えばバーデン・パウエルのギター独奏の演奏とか、ああいうミュージシャンの主張が強い音楽の方が好きでした。それは今でもそうなんだけど、大人になってくると色んな価値観を受け入れられるようになるというか、こういう「あなたのいい時間を過ごしてください、音楽でそれをサポートしますよ」的な音楽もとっても素晴らしいと思ってしまうのです。そうそう、タイトルからはもしかしてジョビン音楽集かとも思えるんですが、ジョビンの曲は2曲のみ、あとはジルベルトとか、アルメイダさんのオリジナルとか、色々と入っています。残暑を乗り切るのにおススメの一枚です!


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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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