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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『The Allman Brothers Band』

Allman Brothers Band まだ売れなかった頃のオールマン・ブラザーズ・バンドのセカンドアルバムを聴いたら、あまりの素晴らしさにのけぞってしまい、さらに売れなかった69年発表のこのファーストアルバムにも手を出した若い頃の僕でした。今ではプレミア必至のこのLPも、僕が買った頃はCDへの移行期だったからかLPが馬鹿みたいに安く手に入ったんですよね(^^;)。これがまたとんでもない素晴らしさでした!

 いかにも南部アメリカらしい荒くれた感じで、後年の『At Fillmore East』やカントリーロック色が強く出た『Eat a Peach』や『Brothers and Sisters』からは想像できないほどハード。それでいて時としてインストのフュージョンというかラテンロックというかファンクというか、スタジオミュージシャン級の演奏技術がないと成立しないような音楽まであってビックリ。1曲目からいきなりインストだし、メドレーでつながる2曲目もブルース調ながら単純なスリーコードではなく、しかもきちんとトゥッティを作ってあって見事。ブルース曲は軒並みそうで、ただジャムするのではなく書くところはきちんと書いて個性化してありました。こういう音楽がリフを重要視するハードロックを生み出す土壌になっていったのかも。ZZトップやレーナード・スキナードがそうでしたが、サザンロックって、のちにハードロック化したものも多かったですしね。

 プログレッシブ・ハード・ブルースロックとでも呼びたくなるような音楽。こんなかっこいい音楽がなんで売れなかったんだろう…プロモーション的なことはよく分からないので音楽だけでいえば、クソかっこいいけど、69年だともうブルースロック系は出尽くした感があって飽きられてたのかも。たしかに、このジャケットじゃ「なんだ、またブルースロックか」と思われても仕方なし。でもメッチャカッコよかった、ハードなブルースロックが好きな人はぜひ!

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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