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Category: CD・レコード > ラテン   Tags: ---

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『Ariel Ramirez / Misa Criolla』

Ariel Ramirez Misa Criolla メルセデス・ソーサの大名盤『Mujeres Argentinas』(訳せば「アルゼンチンの女」)で全曲を作曲していたのがアリエル・ラミレスさん。この人はローマやウィーンにも行ってクラシックの勉強をして、アルゼンチンでフォルクローレのモダン化に大きく貢献した人です。69年発表の『Mujeres Argentinas』はいまやフォルクローレを聴くにしてもアルゼンチン音楽を聴くにしても間違いなく超重要作に入る大名盤ですが、ラミレスさん自体はそれよりもっと早く音楽家としてブレイクしていたのでした。それがこの作品、ミサ・クリオージャです!

 このアルバム、A面はソリスト、合唱、オーケストラのための「Misa Criolla」、B面はソリスト、合唱、オーケストラのための「Navidad Nuestra」(日本語で言えば「私たちのクリスマス」)が入ってました。ミサにクリスマスですから、どちらもキリスト教文化が題材ですね。
 「Criolla」がどういう意味なのか分かりませんが、クレオールだとしたら植民地とかだし、クリオーリョぐらいの意味だとしたら中南米の植民地生まれのスペイン人の事(by『音楽の原理』)。大体そのへんの意味と捉えて訳せば「植民地のミサ」「クリオーリョのミサ」となりそうですが、音楽を合わせて聴くと、まあ大体それで合ってるんじゃないかと。だってこれ、カトリックのミサ合唱と南米フォルクローレのフュージョンみたいな音楽だったのです。あ、ちなみにアルゼンチンはイタリア移民が多い事もあるんでしょうが、カトリック優位の国です。「Misa Criolla」はちゃんとミサの典礼文を使ってました。で、4曲目のサンクトゥスなんて、チャランゴにベースにラテン・パーカッションの伴奏で歌っちゃったりするんですよ!

 この音楽自体が僕にとって面白いものだったかというと、それは微妙。ただ、自分たちが思いっきり影響を受けたヨーロッパ文化をそのままやるのではなく、その影響を受け入れながら自分たちの文化に塗り替えるという作業は素晴らしい事だと思いました。だって日本なんて西洋の音楽を持ってきても、そ子に日本音楽を衝突させて新しいものを生み出すんじゃなくて、それをそのままやるだけじゃないですか。これじゃ文化的な奴隷ですよね。こういうところのアルゼンチンや南米の人たちの強さって素晴らしいと思いました。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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