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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『John Coltrane / Africa Brass』 『同 Vol.2』

John Coltrane Africa Brass 1961年録音、ジョン・コルトレーンのIMPULSE移籍第1弾は、ブラスセクション入りのコンボ・アルバムで、ブラス・アレンジはエリック・ドルフィー。インパルス期のコルトレーンはカルテットが多くて、その長大で白熱したインプロヴィゼーションを偏愛していた僕はアレンジが少なからず入っているだろうこのレコードを買うのを躊躇してたんですよね。フレンチホルンやユーフォニウムを含むジャズには珍しい編成、ドルフィーのアレンジ、「グリーンスリーヴス」というちょっと珍しく感じた選曲、このへんを聴いてみたくて手を出した若い頃でした(^^)。

 あの奇抜で超高速のインプロヴィゼーションを行うドルフィーによるアレンジは意外にもオーソドックス。ブラス・セクション対旋律を添えるとかカルテットと密にアンサンブルするとかそういった大掛かりなものではなく、あくまでをコルトレーン・カルテットに添えたものでした。若い頃の僕が期待していたものとは違いましたし、今でももっと挑戦があって良かったのではと思いますが、何回も聴いているうちに古風でオーソドックスなものも悪くないなと思い始めたりして。良くも悪くも、このドルフィーのセクション・アレンジがこのアルバムのカラーだと感じます。録音が良いので、セクションの調和したサウンドが気持ちいいですし(^^)。

John Coltrane Africa Brass2 このアルバムの目玉曲「Africa」は、コルトレーン・カルテットの白熱したアドリブを前提にクライマックスを目指す劇的構成で、カッコよかったです。リーダーバンドでコーラス数が無制限になるコルトレーンのアドリブって、最初から飛ばしっぱなしで、もう限界という所からもずっと吹き続けるものが多いんですが、ブラス・アレンジで緩急をつけた分だけ劇的になっていて、まとまり良く感じました。しかし第2集に入ってた方のテイクのコルトレーンのアドリブすごい。。

 「Greensleeves」は、セクションアレンジが入っているものの、ほとんどコルトレーン・カルテットのおかずみたいなもので、カルテット演奏を聴く音楽かと。1集2集両方に入っていましたが、2集の方が編成が大きくっておごそかな響きでした。インプロヴィゼーションの構成はコルトレーンの得意ナンバーで言うと「Impression」や「My favorite things」と同じかな?だから、テーマが終わってしまえば別にグリーンスリーヴスじゃありませんでした(^^;)。でもいいんですけどね。

 「Blues minor」もアレンジの方針は同じ。でも疾走感がカッコいいです!でも疾走感という意味では、第2集収録の「Song of the underground railroad」が白眉でした。いやーやっぱりコルトレーンは突っ走ってこそだなあ。

 ドルフィーのセクション・アレンジに期待し過ぎると外すかも。でもサウンドが少しだけリッチになったモード時代コルトレーン・カルテットと思えばなかなか楽しいアルバムでした。僕が持っているのは1集と2集を全曲収録したCDで、2集は1集のアウトテイクのほか、1集に未収録の曲「Song of the underground railroad」が入っていました。でも2集は管楽セクションが少し大きくなっているように聴こえるし、単なるアウトテイクではなく、アウトテイク嫌いの僕でも聴き入ってしまいました。というわけで、今から買うならLPじゃなくてCDの方が良いかも。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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