「Blues minor」もアレンジの方針は同じ。でも疾走感がカッコいいです!でも疾走感という意味では、第2集収録の「Song of the underground railroad」が白眉でした。いやーやっぱりコルトレーンは突っ走ってこそだなあ。
ドルフィーのセクション・アレンジに期待し過ぎると外すかも。でもサウンドが少しだけリッチになったモード時代コルトレーン・カルテットと思えばなかなか楽しいアルバムでした。僕が持っているのは1集と2集を全曲収録したCDで、2集は1集のアウトテイクのほか、1集に未収録の曲「Song of the underground railroad」が入っていました。でも2集は管楽セクションが少し大きくなっているように聴こえるし、単なるアウトテイクではなく、アウトテイク嫌いの僕でも聴き入ってしまいました。というわけで、今から買うならLPじゃなくてCDの方が良いかも。