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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『John Coltrane / "Live" at the Village Vanguard 11-01-1961』

John Coltrane Live at the Village Vanguard 11-01-1961 ジョン・コルトレーンエリック・ドルフィーが共演した1961年のコルトレーン・コンボのヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ・セッションです!昔は『Live at Village Vanguard』という1枚のアルバムとして出ていたんですが、僕が大学生の頃(1990年ごろ?)、現存する録音を日付けごとにまとめて再リリースされました。これはその初日、11/1の録音をまとめたものです。たくさん出ているヴィレッジ・バンガード・セッションのCDの中から、このCDも買う決め手になったのは、大好きな曲「Naima」を演奏していたからでしたが、いきなりテーマメロをフェイクして原曲とかなり違うイメージ…モダンジャズですね(^^;)。

 「Impressions」でのドルフィーの演奏がヤバい!とんでもない速さの上になんという独特なフレージングか。天才かよ。ツーコードにして難しいプログレッションをなくしているとはいえ、7音音階内でリズムと調の決まった曲中でのアルバムでここまで個性って出せるもんなのか、すげえ。。
 コルトレーンも超高速プレイで名を売っただけのことはある凄さで、「Spiritual」でのソプラノ・サックスのアドリブなんて速すぎて強烈。ギターやピアノならわかるけど、管楽器でこのスピードってすごくないかい?さすがにジャズの長い歴史の中で名を轟かせた人なだけあるわ。。しかも、指先でピロピロやるだけじゃなくて、パワー感が凄い。「ブゥロロロロロロォ!!!」みたいな。
 ドルフィーやコルトレーンだけじゃなくて、もう全員凄いっす。マッコイ・タイナーのピアノは、ハービー・ハンコックとこの人がモーダルな曲の中でピアノがどう和声づけしてバッキングすればいいのかを作り上げたんだと思います。

 僕はコルトレーンに狂った事があって、中古屋で持ってないコルトレーンのアルバムを見つけるたびに買って聴いていたら、いつの間にやらうちがコルトレーンのレコードで溢れかえっていました。いくらなんでもこれはありすぎ、コレクターじゃないからヴィレッジ・ヴァンガードのライブ全日程を持っている必要もないよな、いくつか処分しよう…と毎回思うんですが、聴くと「おおっ!」と燃えるもんで、いつも手放すことが出来ずにいます。断捨離の道は大変だなあ…。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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