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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Shirley Bassey / Live At Carnegie Hall』

Shirley Bassey Live At Carnegie Hall ジェームス・ボンドの映画主題歌と言えば、何はなくともイギリス(ウェールズ)の歌手シャーリー・バッシー!僕的には、「ゴールド・フィンガー」のテーマソングは、007のテーマよりも印象が強いです。「ゴ~~ルドフィンガ~~」の振幅の広いヴィブラートが病みつき(^^)。このレコードは2枚組のライブ盤で、伴奏がなんとウディ・ハーマン楽団!それでいて、エレキ・ベースが入っていたり、ストリングスもいたりして、相当な豪華さです。

 声の張りも声量もピッチも、そしてあのヴィブラートも見事。おおーこれは本物のプロ・シンガーだ、ウディ・ハーマン楽団を前にして全然ビビらずにここで歌えるのか、すげえ。僕だったら、カーネギー・ホールでバックがウディ・ハーマン楽団ときたら、ビビッて声も出ないんじゃないかなあ(^^;)。この手のシンガーさんって、微妙なニュアンスとか何とかより、なによりストリングスやビッグバンドに負けないだけの声量と通る声を出すのが重要なんでしょうね。色としてはカーメン・マクレエとかダイナ・ワシントンとか、ああいう感じで、「バンドのみんなも弦のみんなも、フロントは私に任せなさい!」みたいな迫力。こういう人って、映画音楽だけじゃなく、ラスベガスのステージとか、そういう所に立っても楽器としての声で歌えてしまうんでしょうね。20世紀の英米エンターテイメント音楽の本物のプロ歌手だと思いました。

 ただ、バックバンドのアレンジがなんとも歌謡ショー的で、ちょっと萎えました。。なるほど、昔は売れてる歌手のバックバンドをビッグバンドが支える事がありましたが、ああいうのって日本だけじゃなかったんだな、みたいな。アメリカにもイギリスにもフランスにも、そういう作り方をするステージってあったんですよね。

 というわけで、せっかくウディ・ハーマン楽団まで使ったのにオケが残念でしたが、歌が凄い!シャーリー・バッシーのアルバム、僕はこれしか聴いたことがありませんが、エンターテイメントな歌謡ショーといえど、超一流プロ・シンガーが歌うとここまで凄くなる事を思い知ったライブ・アルバムでした(^^)。ライブで聴いたゴールドフィンガーの迫力も凄かったです。。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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