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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Todd Rundgren / Todd』

Todd Rundgren Todd 1974年にトッド・ラングレンが発表した2枚組アルバムです。また2枚組か、全部ひとりで作曲して、すべての楽器の半分を自分で演奏して、2枚組アルバムを連発で発表って、スーパーマンか何かでしょうか(^^;)。しかも、曲もアレンジも録音も丁寧に作り上げて、さらに74年にユートピアという決して簡単な演奏でないバンドを並行してスタートさせて。これだけ忙しいと、それぞれの作品のクオリティが落ちても仕方なしと言う所ですが、僕的にはこれがトッド・ラングレン最高傑作…やっぱりスーパーマンだな。

 メドレーで連なる冒頭3曲があまりに見事。イントロダクションからクライマックスへと連なっていく見事な構造、テープの逆回転から始まってムーグのモジュレートが続き、歌に抜けたあとでもう一度このシンセパートに戻ったかと思うとそれが循環して雄大な模様を編みあげ…ELP『トリロジー』の冒頭に匹敵する見事さ、これは素晴らしい。。このシンセ・パートは冒頭のメドレーのみならずアルバムに一貫性を保つことになって、あいかわらず完成度の高いポップ・ロック・ナンバーをひとつの物語につなげていました。室内オペラ調の曲も多かったので、自覚してコンセプト・アルバムを作ったのではないかと。そうそう、このアルバムを作る前にトッド・ラングレンはシュタイナーなどのオカルト書籍を読みふけったそうで、精神性の高いものに惹かれたそうです。なるほど…。
 ポップスやバラードといった和声進行に工夫を凝らしたいい曲を書くトッドさんが、リフを強調したロックにより近づいたのも印象に残りました。「Everybody's going to the heaven」から「king kong reggae」へとつながる相当にハードなロックのメドレーは見事!

 70年代初頭のトッドさんのアルバムに共通していたあたたかく幸せな世界観は薄れましたが、少なくともこのアルバムに関してはそれが音楽に深さを与えたのも確かで、それが良かったんだと思います。僕的には間違いなくトッド・ラングレン最高傑作。ポップ・ロックのコンセプト・アルバムとしてもビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』をも超える大傑作と思います。若いころから何度聴いたか分からないアルバムだけど、久々に聴いてまたしても興奮してしまいました。ポップスやロックが好きで、このアルバム未体験の方は、ぜひ聴いて欲しいです!

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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