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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Blossom Dearie』

Blossom Dearie アルバムを1枚だけ持っているジャズのフィメール・ヴォーカル、今回ここまで3枚聴いてきましたが、いい感じのものでもどこかに大きな弱点が…なるほど、だから1枚買って終わったんですね(^^)。というわけで、これまであまりいいことを書けなかったけど、果たしてこの人はどうでしょうか、ブロッサム・ディアリーです!
 この人は何が自分の性に合わなかったのかよく覚えていて、声がかなりの幼な声なんですよね。でも手放さずに取っておいたんだから、何か良いと思う所があったのかも、

 うわ、メッチャいいんですけど…あまりに気持ちよくて溜息出ちゃいます。この人はピアノ弾き語りですが、声はミックスヴォイスできちんとジャズヴォーカル出来ていて、リズムもピッチもよし、しかも技術をひけらかさずにしっとりと歌う白人女性ジャズヴォーカルの良さもばっちり。ピアノもコード押さえてガンガン引くしか出来ない弾き語りなんかじゃなくて、派手さはないけどきちんとジャズピアノしてました。リサイタル・ピアニストは無理でも、バンド抜きの弾き語りっぽいところでも結構やるぞ、みたいな。ついでにフランス語で歌ってる斧まであるんですけど…才女ですね、すごいなあ。。
 バンドはスモールコンボで、ハーブ・エリス(g)、レイ・ブラウン(b)、ジョ・ジョーンズ(dr) と達人揃い。これが派手さはないけど実においしい演奏をしていて、夜にこの音楽を聴いてしまったもんだから、お酒が進んでたまらないです(^^;)。ハーブ・エリスって、若い時は渋くてあんまり好きじゃなかったんですけど、このいぶし銀のギターは歳をとってから聴くとたまらないですね。

 これは57年発表のヴァーブ盤、たぶんブロッサム・ディアリーで一番有名なレコードだと思います。やっぱり幼な声で、こんな声の人に愛の歌を歌われるとなんだかロリコンか自分の娘と近〇相姦でもしてるような変な気分になってしまいますが…あ、それが売れた理由か!なるほど、だから若い時は嫌だったのか。間違いなくジャズのフィメール・ヴォーカルの名盤のひとつと思います。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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