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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『SCORPIONS / Lonesome Crow』

Scorpions_LonesomeCrow.jpg さらにさかのぼって、スコーピオンズのデビューアルバムです。1972年発表。そして音楽の内容が…もう、『Love at First Sting』どころか、『in trance』とも全然違う。。この3枚のアルバムが全部同じバンドのものだなんて到底信じられない。で、何が違うかというと…端的な所では、ギタリスト自体が全部違うみたい。ギターのプレイがある意味で音楽の軸になっているバンドなので、この差は大きいかもしれません。で、このデビューアルバムでギターを演奏していたのが、マイケル・シェンカーという人。おお、「ギターの神」みたいな宣伝文句でレコード会社が売っていた人だな。名前だけは知っています。で、その演奏が、けっこうブルースロック的というか、ペンタトニックスケールだけで押しちゃったり、キュイ~ンとチョーキングが入ったりと、かなりねちっこいです。で、弾きまくり。"It All Depends"なんて、ほとんどギターのプレイを聴かせるためだけにある曲に聴こえます。

 これは、ハードロックとかへヴィーメタルというより、ヴァニラ・ファッジとか、クリームとか、エクスペリエンスとか、ドアーズとか、それぞれが個性的な音楽をやっていた時代のロックの中の1枚、という感じ。サイケデリック、ジャーマン・プログレ…どの言葉もハマりますが、なかでもアートロックなんて言葉が一番しっくりくる感じがします。そうそう、イメージとしては、ハードロックに突き進む前のディープ・パープルとか、サイケ時代のヴァニラ・ファッジあたりは結構近いかも。4曲目"In Search of the Peace of Mind"なんて、まさにそういう感じです。
 ロックって、型にハマる以前のこれぐらいの時期が一番面白かったな。。みんなでいっしょうけんめいある「型」を練習して披露するだけだったら、それは琴とか三味線の習い事と何にも変わんないじゃないかって思っちゃいます。うまいとかヘタとかじゃなくって、個性や独創性。このアルバムは、そこがとにかく素晴らしいです。ハードロックやへヴィーメタルを期待して買うと肩透かしを食っちゃうと思いますが、アートロックを求めて聴くのであれば、これは相当に素晴らしいアルバムなんじゃないかと。僕が聴いてきたスコーピオンズのアルバムでは、音楽的にはこれが一番素晴らしい作品と思います。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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