fc2ブログ

心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ブレンデル(p)、アバド指揮ベルリンフィル』

Brahms_PianoConcert1_Brendel_Abbad_BerlinPhil.jpg そんなわけで、僕にとってのブラームスのピアノ協奏曲1番のリファレンスは、ブレンデルとアバド&ベルリンフィルのこの1枚なのでした。これはすごい、ピアノとオーケストラの絡み方がとんでもない、鳥肌ものです。

 ある時代以降の協奏曲というのは、独奏楽器とオーケストラが競い合ってガシガシ行く音楽という大前提があって、ソリストを立てている以上はソリストの神技を堪能するところがある音楽ですが、ブラームスの2曲のピアノ・コンチェルトはちょっと違う感じがして、あくまでピアノとオーケストラが協力して作り上げるアンサンブルのようです。それだけに、ピアニストには達人的なカデンツァを聴かせるとか超絶的な指さばきを披露する事より、表現が求められているように感じます。
 そんなわけで、僕はこの曲に関してはスピード自慢な若手より、円熟期を迎えた巨匠の演奏をどうしても探してしまうんですが、さすがにブレンデルはすごかった。。アバド&ベルリン・フィルを相手にブラームスを演奏するって、死刑台にあがるほどの緊張感と恐怖があるんじゃないかと思うんですが、むしろピアノのブレンデルの方が「ブラームスのコンチェルトはこういう表現で演奏するもんだよ」とオケを諭しているかのよう。感動的な第1楽章も凄ければ、ピアノが先に仕掛けるロンド形式の3楽章も素晴らしい。この演奏をした時のブレンデルって55才ぐらいだと思うんですが、音の使い分けも表現も若手じゃ手の届かないところにいる感じがしました。コンサート・ピアニストって、華々しくデビューして名声を得た人ですら、あまりのプレッシャーに早々に引退する人が多いというのに、55でこれか…神がかりだわ。

 ブレンデルって、レパートリーはハイドンやベートーヴェンやシューベルトといったドイツ=オーストリア音楽の王道が多いし、指が強烈に速いとか、鮮烈なデビューをしたとか、そういう派手なところもないですが、いざ聴くと「これは見事な音楽だ」と思わされることが多いです。曲芸的な演奏技術を見せるのではなく、音楽を見事に鳴らす人なんでしょうね。いや~いつ聴いても素晴らしい1枚、つい爆音で聴いてしまいました(^^)。

関連記事
スポンサーサイト




Comments

07 2022 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
検索フォーム
これまでの訪問者数
アド
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS