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Category: CD・レコード > 民族音楽・ワールド   Tags: ---

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『The Don Cossacks Of Rostov / Cossack Folk Songs』

The Don Cossacks Of Rostov Cossack Folk Songs 昔、ウクライナロシアにはコサックという人たちがいたそうです。これは人種や民族というよりも社会階層みたいなもので、軍人というか、日本に例えれば徳川家や柳生一族みたいなものをイメージすれば近いのかも。共同体だったそうで、時の政府や自治体に雇われて軍隊的な任務を果たしていたそうです。その中でもかなり大きな共同体を形成し、ロシア帝国に使えたのがドン・コサックだそうです。
 1975年リリースのこのレコードは、そんなドン・コサックのなかでもロストフ(モスクワの近くにある古都)にいる人たちが持っていたフォークロアを集めたもので、Anatoly Kvasov という人が音楽監督を務めて、かなりハイレベルな音楽に仕上げていました。

 無伴奏の合唱音楽、管弦楽伴奏の合唱、いくつかの楽器を伴奏につけた舞踊曲、軍楽的なものなどが入っていました。
 無伴奏合唱は正教系の宗教曲の影響(か、それそのもの)もありましたが、合唱の技術がすごいうえに独特のスラブ的なものを感じる民謡っぽいものがありました。アレンジもあるんでしょうが、民謡といったって、ブルガリア民謡をもう少し正教系のが合唱音楽に近づけたような壮大さで、これがとんでもなく素晴らしかったです。合唱は、もうそのへんの合唱団ではかなわないほどの素晴らしいパフォーマンスで、やっぱりウクライナより東の地域のスラブ系の声楽のレベルはとんでもないなあ、みたな。ビックリしたのは、ブラームスがアレンジした曲もちらほらあった事。これがまたすごいんですよね、さすがだなあ。

 一方、独特に感じたのはA面に入っていた舞踊曲と軍楽的な音楽で、このへんの音楽は僕がイメージしている戦闘民俗コサックに近いものでした。ほら、前田日明がリングスという団体で、グルジアとかロシアとかウクライナから、軍隊格闘技をやっていたすごい人たちを日本に呼んでいた事があったじゃないですか。蹲踞したまま左右の足を素早く交互に出すとか、ああいう事を平然とやっちゃう兵法に通じたちょっとやくざな人たちが持ってる音楽、みたいな。そういえば、このレコードのジャケットも、やさぐれた男たちが集まって博打に興じてる雰囲気ありますよね。。

 コサックといえば、僕が子供のころから何となく見ていたのはコサック・ダンスで、あの陽気な音楽とはかなり趣の違う音楽だと思いました。僕は他にもコサックの音楽のレコードを聴いた事があるのですが、意外とあのアコーディオンで伴奏する東欧の舞踊音楽的なコサック・ダンス的なものには出会わないんですよね。コサックって、大きな町の数だけコサックの共同体があったらしいので、色々あるのかも知れませんね。
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Bach Bach

Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
ロシアとウクライナがほぼ戦争状態に入りましたが、僕はソ連解体後のウクライナについて本当に無知…。これは2016年にオリバー・ストーン監督が作ったウクライナのドキュメンタリー映画。日本語字幕版が出たらぜひ観たい このブログをYoutube にアップしようか迷い中。するなら作業効率としては早いほど良いんですよね。。その時にはVOICEROIDに話してもらおうかと思ってるけど、誰の声がいいのか考え中
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