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『スネークマン・ショー』

SnakemanShow_IsoideKuchideSue.jpg YMO とのコラボ・アルバム『増殖』の翌1981年にいよいよ登場したスネークマンショー名義のレコード第1弾、通称『急いで口で吸え』です。ラジオ番組風の構成でコントと音楽が半々ぐらい、音楽はシーナ&ザ・ロケッツやYMO などが担当。いま聴くとコントと音楽のバランスが良かったんだなとも思うんですが、子どものころはコント部分ばかり聴いてました(^^)。
 このアルバムに入っている超お気に入りコントは、「盗聴エディ」3つと、「はい、菊地です」、そして「正義と真実」でした。

 「盗聴エディ」は、麻○パーディーをしている友人宅に電話をかけて注意を促すも、電話に出た相手がラリってて会話が成立しないというもの。不謹慎です(^^)。「鮎川とシーナがいま博多から来たからね」は、シーナ&ザ・ロケッツの事ですよね。「小林とね、伊武とね、桑原はね、今日はじめてやるんだって」「久保田とサンディはね、夫婦で13万円持って待ってるからね」…いや~爆笑です。

 「はい、菊池です」は、「はい、こちらポール・マッカートニー取り調べ係の菊池です」のアレです。こういうネタをコントにしてしまう所が最高に面白い(^^)。ところで、スネークマンショーのコントの台本って、誰が書いてたんでしょうね。

 「正義と真実」は、選挙演説にちり紙交換がオーバーラップしていくあれ。これ、ネタ自体も面白いですが、「まったくその通りでございます」のセリフの発音が大好きです。

 今だとこういう際どいネタを笑いにかえていくのって、色々と口やかましくクレーム入れる奴がいて難しくなってしまった感がありますが、70年代80年代は間違いなく笑いの本流でした。落語だって、けっこう際どいこと言うので、元々はなかなか言えない事を言葉に出してあげて社会のガス抜きをするという効果もあったのかも知れませんね。そしてこういう不謹慎ネタの笑いって、落語にしろツービートの漫才にしろ、東京のお笑いに多かったです。お笑いというと大阪というイメージですが、関西に住んでいながら、僕は東京のお笑いの方が自分のツボでした。僕の世代的には、スネークマンショー、ツービート、俺たちひょうきん族、元気が出るテレビ…というあたりが際どい笑いをやっていて、どれも自分のツボ。楽しかったなあ。

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Comments
最高です! 
面白いのは当たり前なんですが、この着目点はおっしゃる通り、そもそも誰が台本を書いてるのかと、そのセンスにアッパレです(^^)
何度聞き返しても面白いんだからたまらないです! コレは後追いです
Re: 最高です! 
ボネ太郎さん、書き込みありがとうございます!

本当に、この台本を書いた放送作家を知りたいですよね。
ポール・マッカートニー取り調べ係での「あ、菊地先輩、この前居酒屋に拳銃落としていったでしょ」とか、不謹慎でたまらないです(^^)。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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