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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Isabelle Antena / Les Derniers Guerriers Romantiques』

Isabelle Antena Les Derniers Guerriers Romantiques ジャズ好きなフランスのお国柄が前面に出たフレンチ・ポップスでは、イザベル・アンテナのこのアルバムも好きです!これはシルヴィ・バルタンフランス・ギャルからけっこう時代が下った91年発表、邦題は『ラスト・ロマンティック』。曲としては「アクエリアス」が有名ですが、それだけでなくアルバム全体がよく出来ていて、一時期愛聴していました(^^)。

 1曲目がビッグバンド・ジャズのスリリングなインスト、そこからフェードインして入ってくるのがジャズ・ピアノ・トリオを中心にした渋いナンバー。それが終わるとボッサ。次がフュージョン・タッチな「I love you Mr.Hyde」で、これは詞もアダルトで格好いい…はじめて聴いた時はアルバムを聴き終わるまで、ずっとカッコいいと思わされっぱなしでした。
 あまりに好きすぎて何度も聴いたもんだから、「あ、音楽のカッコよさに魅了されて全然気づかなかったけど、実は上手くないんだな」とか、「アレンジのカッコよさに耳が行ってたけど、録音がかなりポップスしててジャズとは違うんだな」とか、のちになって色々と気づくようになりましたが、若い頃にこういうカッコいいアダルトなポップスがあるという事を知ることが出来ただけでも、最高の気分でした。僕がフレンチ・ポップでアルバムを1枚だけ選べと言われたら、これを選ぶかも。

 フランスのポップスも日本に負けず劣らず今はかなり怪しい状態ですが、元々は大衆音楽としてエディット・ピアフやダミアやバルバラが聴かれてた国ですから、90年代になってもどこかでアダルトな路線が残ってたのかも知れません。同時期の日本のチャート音楽いえば、明らかに子どもだましのものしか流れて来なくなっていた状況でしたから、ちょっとうらやましかったんですよね。対象年齢は20~30代ぐらい。何度聴いたか分からない超フェイバリットなジャジーなフレンチ・ポップスです!

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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