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Category: CD・レコード > 日本のロック・ポップス   Tags: ---

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『クリスタルキング / ベスト』

CrystalKing_Best.jpg 声を張りまくって朗々と歌い上げる昭和歌謡の男性ヴォーカル、次はツイン・ヴォーカルのクリスタルキングです!クリキンってヴォーカルユニットではなくバンドなんですよね。クリキンと言えば79年にヒットした「大都会」ですが、ずいぶん後になって、テレビアニメの主題歌であのツイン・ヴォーカルを耳にした時には、「まだ現役なのか!」とビックリしました(^^)。でも声を聴いただけですぐわかるって、すごいですよね。

 子供のころに「大都会」を聴いた時の衝撃といったらなかったです。とんでもなくハイトーンのヴォーカル(田中昌之)に圧倒され、続いて出てきたもうひとりのヴォーカル(ムッシュ吉﨑)のシブさにやられました。僕があんまりクリキンを心待ちにしているもんだから、歌番組にクリキンが出ると、兄弟が「クリキン出てるよ」と呼びに来てくれたり(^^)。
 そんなヴォーカルにもだんだん慣れてくると、今度はそのロック的な曲にしびれ始めました。79年の昭和歌謡だと、ギターソロはまだ一般的じゃなかったので、すごくカッコよく感じました。そんなわけで、当時のチャート番組に出てくる音楽の中で、クリキンは完全にイケてる音楽として認識していました。

 世良公則&ツイストやもんた&ブラザーズみたいに、70年代に出てきた歌謡ロック・バンドのひとつだったんだなあと改めて思いました。このCDについていた解説で、クリキンが博多のバンドであった事、「大都会」とはクリキンが売れない頃から活動していた博多の事だった事(東京だと思ってました^^;)、そしてクリキンがとうとうテレビに出てブレイクした時、バンドが出演していた中洲のナイトクラブのママさんたちが応援にきていた事などを知りました。ディスコやクラブでハコバンやったりしながら、なんとか売れようと芸能プロダクションやレコード会社やオーディション番組にデモテープ送りまくって…ああ、なんだか人ごとに思えなくなってきて、涙が出てくる(^^;)。。このCDで良いと思った曲は、「大都会」の他だと、「Moon Light」と「海南風」。ファンク調だったりディスコ調だったりクロスオーバー調だったりするんですが、それを器用に演奏するところも百戦錬磨のハコバンらしい貫録だし、70年代に活動していたバンドらしい時代性も感じられて良かったです。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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