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TVアニメスペシャル『スヌーピーのメリークリスマス A Charlie Brown Christmas』

Snoopy no Merry ChristMas ブログ友だちのAKISSH さんに紹介いただいて知った曲「Christmas Time Is Here」を初めて聴いたのは、動画サイトでの事でした。その動画が素晴らしくて、スヌーピーを含めたアメコミ『ピーナッツ』の2頭身半のキャラクターたちが、凍りついた湖でスケートを楽しんでいたのでした。たくさんの子どもたちがバラバラな角度でスケートを滑るというそのアニメーションの見事さに一瞬で心をわしづかみにされ、思わず元となったアニメを観てしまいました。それが1965年にTVスペシャル用に作られた24分ほどのアニメ『A Charlie Brown Christmas』で、これがコミック『ピーナッツ』の初アニメ化だったそうです。

 子どもたちは凍りついた湖でスケートを楽しんだり、サンタさんにプレゼントをねだる手紙を書いたりしている。チャーリー・ブラウン少年はそういうクリスマスにどこか違和感を覚えるが、おかしいのは自分の方だと思い、精神科に相談する。その精神科の医者というのが女友達のルーシーで、ルーシーはチャーリーからお金を貰えたと喜ぶばかりで、ろくな診察もしない。そんな時、チャーリーは学校でのクリスマス芝居の監督を務める事になり、クリスマスは何の日なのかという疑問をさらに募らせるが、それに答えたのは…

Charlie Brown Christmas_movie1 映像のデフォルメーションの見事さ、アニメーションの見事さ、キャラクターの愛らしさ、そしてメッセージの内容、いずれも素晴らしいアニメーションでした! なるほど、合衆国でエミー賞を受賞し、クリスマスのたびに再放送されて定番化したというだけの事はあります。これはいいものだ。アメリカやヨーロッパのクリスマスって、キリストの誕生を祝うという趣旨に則って、家族と静かに過ごすのが慣習だった時期があるそうです。そういう心情や雰囲気がすべてこのアニメひとつで伝わってくるような、そういう素晴らしさでした。

 日本のアニメって、今では大人になり切れない大きな子供が制作陣を固めてしまっているようなところがあって、それだけに内容自体が子供じみて感じます。でも昔は文化人が制作陣に入っていて、「子供にもわかるようにしてあるけど内容は深い」というものがけっこうありましたよね。それは海外もそうで、そういう時代のアニメは映画的と言ってよいほどメッセージや演出がしっかりしていると感じました。
 これはいいアニメ、観ることが出来て良かったです。プレゼントをねだるばかりのメンドクサイ子供や彼女がいらっしゃる方は、ぜひこのDVD やBlu-Ray をプレゼントしてあげましょう。きっと子供も彼女も謙虚になりますよ(^^)。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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