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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Small Faces』

SmallFaces.jpg  前の記事でとりあげたスモールフェイセズの「オグデンズ~」が自分の趣味に合わなかったため、若い頃の僕のスモール・フェイセズ体験はそこで終わってしまいました。しかし、ザ・フーと並んで、本物のモッズ・バンドであると友人から聞いた事がありまして…「オグデンズ」みたいなコンセプティブなアルバムがモッズなわけもなく(^^)、僕は本当のスモール・フェイセズの音楽というのを聴いた事がないのかも知れない!というわけで、聴いてみました!!67年発表。あ、そうそう、スモール・フェイセズには、別の『Small Faces』というアルバムもあるそうで。

 第一印象は…2分、2分16秒、2分10秒…曲がみじけえ!!イントロがあって、曲のメロディが決まって、サビでハーモニーが合って…という所で音楽が終わってしまう。。いやあ、せっかく音楽を作る一番ベーシックなアイデアを思いついたというのに、それをおいしく料理する前に音楽が終了しちゃう感じがします。この段階でアレンジを終わりにしちゃうと、音楽がメロディとギターコード的なハーモニーだけで終わっちゃう。これは、本人たちの意向なのか、それともラジオ放送やレコード産業を見据えたレコード会社側の意向なのか。いずれにしても、この「アレンジする前に音楽を発表しちゃった」的なプロダクションによって、アレンジしたら面白くなりそうなメロディやコード進行の曲も、全部同じような曲に聴こえて終わってしまいます。メロディと和声の兼ね合いから、色々な可能性がありそうなのに、すべての曲がギターの「ジャン」というストローク一発に還元されてしまう。これは残念。同じ同世代のビート系のバンドでも、例えばビートルズの"Paperback writer"とか"I feel fine"とか"day tripper"だと、同じ2~3分の曲でも、ヴォーカルメロに対するオブリが作ってあったり、それなりにちゃんと作ってあるんですが…。

 他には…実は、イギリスのモッズというのは、ファッションや文化としては少しは理解しているつもりなんですが、音楽としては良く知らないんですよね。パーカー着てスクーターに乗ってクラブに集まって…みたいな若者文化の中で、ロックンロールやちょっと黒い音楽が聴かれている、みたいな感じなのかな?だとしたら、音楽そのものはR&Bとかロックンロールの範疇のビート音楽という感じでいいのかな?このアルバムで聴く事の出来る音楽も、僕の中では「60年代のブリティッシュ・ビート」という範疇から一歩もはみ出ていないので、当たらずとも遠からずな気がします。例えば、この音楽がモッズだとして、ストーンズやアニマルズとの差は何なのかと言われると、僕にはわからない(p゚ω゚*)。あ、チェンバロが入っている曲があったりして、オルガン系の使用が気持ちいと言えば気持ちい感じです(^^)。キューバ音楽調の曲が1曲入っていたのは驚きましたが、それも「やりたかったからやった」というだけなんでしょうね( ̄ー ̄)。いや、そういうのをカッコいいとするセンスこそが「モッズ」であるなら、少し理解できるし、そういうセンスって決して嫌いじゃないです。

 あと、僕が注目していたヴォーカルのスティーヴ・マリオットさんですが…うまいんですが、まだハンブル・パイの時の凄さはない感じ。この時点では、ザ・フーのヴォーカルに歌い回しがそっくりでした。彼らって、歌い方がみんな似ていますが、これはリトル・リチャードとかのブラック系のヴォーカリストにあこがれてたのかな?

 というわけで、僕的には、このアルバムが何か特別な1枚とは思えなかったのですが、しかし「60年代のブリティッシュ・ビートってこんな感じだよな」というステレオタイプであるようには感じたので、そういう雰囲気を楽しむには良いアルバムかもしれません。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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