『The Who / A Quick One』

Who_QuickOne.jpg 『マイ・ジェネレーション』に続いて発表された、ザ・フーのセカンドアルバムです。1966年発表。これも僕が若い頃は手に入れにくくって、友だちから借りて聴いていました。

 いやあ、このバンドは、同世代のブリティッシュ・ビートのグループの中では断トツでバンドアレンジがうまいな…。他のバンドだと、1曲2~3分の間でも飽きてしまう事が多いのに、このバンドはその中でシーンを作ったりして単なる繰り返しにせずにドラマを作るから、聴いていて飽きません。。ファーストアルバムではまだ「ビートバンドの中のひとつ」という感じだったのが、このアルバムになるとフーならではのバンドアレンジっぽいもの("I Need You"とか)がチラチラと見えてきます。ただ、それと背中合わせに、「作曲してからバンドで充分に練習しないままスタジオで録音してしまった」という感じもちょっとします。なんか、丁寧に演奏してしまって、ファーストアルバムやライブアルバムのような疾走感はあまり感じない。で、変態ドラマーのキース・ムーン作曲のバカバカしい曲も入っていたりして(だんだんアッチェルしていって意味不明に叫んだりする^^;)、相変わらずひねくれた感じもあって楽しい。。そうそう、キース・ムーンと言えば、昔見たフーのドキュメンタリー映画の中で、SM嬢に鞭を打たれながらインタビューに答えてたのが印象に残っています。

 フーのアルバムの中では比較的地味な印象のアルバムですが、聴くといつも「あ、けっこういいじゃん」と思うんですよね。ビートルズでいう"For Sale"みたいな位置なのかな?捨てがたい佳作だと思います!!


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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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