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映画『STAND BY ME』

StandByMe.jpg 前の記事で書いたベン・E・キングのレコードを久しぶりに引っ張り出して聴いた理由は…正月に、テレビでやっていた映画『スタンド・バイ・ミー』を見たからなのでした。これが予想のはるか上を行く、ものすごく良い映画でびっくりした!!本気で心にグッと来てしまいました。。

 この映画、僕が中学生(高校生になっていた?)の頃にヒットしていました。その頃の洋画というと、ネバーエンディングストーリーとかエイリアン2とかバック・トゥ・ザ・フューチャーみたいな感じ。子供の僕からしても、ちょっと子供っぽく感じるものが多かったんですよね。で、子供の冒険もので、中にひとりドジなおデブちゃんが混じっていて…というのも、グーニーズやアメリカン・グラフィティじゃないけどなんか典型的な感じがしたし、また感動的な名作みたいな感じもちょっとくすぐったい感じで、僕はこの映画を観ずに通り過ぎてきたのでした。
 ところが少し前にネットの掲示板で「あなたのおすすめの映画は?」みたいなトピックがあって、それを眺めていると、けっこう大勢の方が挙げていたのがこの映画。これがずっと気になってた。そんな中、テレビでやっていたのでちょっと見始めたら…素晴らしすぎて目が釘付けです(*゚∀゚*)。

 「人口1000人ちょっとのアメリカの小さな町。翌年から中学に行くことになる仲の良い男4人が、ひょんなことから2日ほどの冒険をする事になる。」
 このあらすじが「作ったようなPTA推奨感動もの映画」と思えて、僕が食わず嫌いしていた理由。しかし実際には…この少年4人、PTA推奨からは程遠くて、ちょっとヤンチャなんです。しかも、作られたような悪いキャラじゃなくて、ものすごくリアル。これがメチャクチャよかった!!隠れてタバコ吸って、「食後の一服がたまらねえ」といってみたり、それを聞いた仲間にくすくす笑われたり。誰かが失敗するとみんなで馬鹿にしてからかったり。でもガキだから、本気で嫌がらせをしているというんじゃなくって、ドジを見て純粋に相手を笑っているだけで、すぐ後には今の事がなかったように普通に話していたり。で、4人組の中には、ビビり屋がいたり、将来リアルで捕まっちゃう奴もいたり(いたいた、俺の友達にも^^;)、なんかものすごくリアルに小学生ぐらいの男の子文化が描かれている。お兄ちゃん世代には敵わなくて、不良なんだけどお兄ちゃん世代にはちょっとビビる所(そうそう、そうだったよ、友だちのお兄ちゃんで怖いのいたよ…)なんかもすごくリアル。PTA推奨タイプの映画なんていう事は全くなく、自分が子供の頃、親には絶対に見せなかった男子小学生文化の神髄が見事に描かれている!!もうこれだけで100点満点です。
StandByMe_snap.jpg で、こういう9~12歳ごろの男の子の間だけにある文化って、特別なものの気がするんですよね、少なくとも僕の場合。ものすごく連帯意識が強くって、親や教師や女子とは絶対に分かり合えない独特の価値観を共有している。さっきの「タバコを回し吸いする」なんていうのは、僕もやりましたが、そんなの親や教師や女子と共有できるわけがない(笑)。で、お兄ちゃん世代は怖かったりするし、好きなものの趣味も似てくるし、こういう色んな要素が重なって強く連帯する。で、まだガキなので、いい意味でも悪い意味でも、仲間に対する気づかいが少なくて、平気で相手を笑ったりするんだけど、そこに悪意があんまりない。気づかいして無い分だけ、合わない奴とは合わないんだけど、合う奴とは互いに自分をオープンにしての付き合いなだけに、一生の友達になっちゃうぐらいに合う。もう、自分の奥さんとよりも分かり合えちゃってる気すらしちゃう(あ、僕は同性愛の気は微塵もありません)。こういう「自分と同じ価値観を分かち合える、小学生の時ならではの親友感覚」って、女子にもあるのかなあ。男の僕には分かりませんが、少なくとも男の僕には間違いなくありました。子供の頃の僕の感覚では、男子は「親友を作る」という感じ、女子は「敵を作る」という印象だったなあ…おっと、脱線。。

 こういう「少年時代特有の感覚」を「大人から見た理想化」を避けて描けている映画って、僕は見た事がありませんでした。それだけに、猛烈に心を動かされてました。素晴らしい!そして、映画の中では、大親友だった不良だけど男気のあったリーダー格の男の子は…。。素晴らしい映画、これを見ていない30~50歳ぐらいの男性は、今すぐ観るべきです!!大おススメです!!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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