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Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

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『マーラー:交響曲第3番 バーンスタイン指揮、ニューヨークフィル』 1987年版

Mahler_Sym3_Bernstein_1987.jpg マーラーの交響曲第3番の聴き比べ、続いてはバーンスタインです!バーンスタイン&ニューヨーク・フィルはマーラーの3番の録音を2回行っていて、これは1987年ニューヨークのエヴリー・フィッシャー・ホールで録音された2度目のもの。ライヴ録音で、なにかの賞を取っていたはずです。

 第6楽章は和弦の響きが感動に直結するような曲想でもあるので、聴いていて、クラシックの管弦楽曲は録音が大事なんだなと改めて思ってしまいました。僕がプレイヤーだったからかも知れませんが、どうしても録音って曲や演奏に耳が行っちゃうじゃないですか。でもオーケストラともなると、どの楽器が聴こえて、どういう風に音が混じって…という部分が、オケだけじゃなくて録音にも相当に左右されますよね。弦の第4プルト以降より録音エンジニアの方が作品尾完成度を左右するんじゃないかと思うほどです。だって、サウンドって感動の中でもかなり大きなウェイトだと思いませんか?

 この録音を現代的な視点からいえば、録音の良さは今回聴き比べた4つのCDの中で最高でした。音場、音像、低音の充実感、SNの良さなど文句なし!ところが…もしかするとステレオ感を強くした録音だからか、オケがバラバラで交響していないようにも感じてしまいました。ここはオケというよりも録音なんでしょうね。立体感を優先しすぎてバラバラになった、みたいな。
 また録音を含めた音のハイファイさ加減に騙されて感動しちゃいそうになりましたが、演奏が溜めすぎて、溜めよりも歌わなくなっているのが気になってしまいました。いかにアダージョとはいえ音楽は流れるようにしないと止まっちゃうよな、みたいな。

 でもそれって他のCDと聴き比べたらそう感じただけのことで、この演奏と録音だけを聴いたら普通に感動したのではないかと思ったりもしました。やっぱり聴き比べなんてするもんじゃないな…しかしどうして友人のマーレリアンは、マーラーなのにアメリカのオケばかり推薦したんでしょうかね。。

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Author:Bach Bach
狭いながらも居心地のいい宿で、奥さんとペット数匹と仲良く暮らしている音楽好きです。若いころに音楽を学びましたが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたレコード/CDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度のものですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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