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『渡辺貞夫 / ジャズ&ボッサ』

WatanabeSadao_JazzBossa.jpg で、僕が持っている菊地雅章さんの演奏の中で、比較的古いものがこれ。アルトサックスの渡辺貞夫さんの出生作にして大名盤の誉れ高い『jazz & bossa』です!!発表は1966年という事なので、貞夫さんがバークレー留学から帰ってからの作品、菊地さんはバークレー留学前という事になるのかな?

 渡辺貞夫(a.sax, fl)、プーさん(p)、富樫雅章(dr)、中牟礼貞則(g)…メンバーからして素晴らしすぎです。そして…いやあ、2015年の今聴いても、皆さんめっちゃうまい!!アルバムタイトルから、スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトのボサノヴァのアルバムを想像したくなっちゃうかと思いますが、そうじゃなくって、A面がジャズ、B面がボッサという作り。というわけで、ギターの中牟礼さんはB面での活躍という事になります。そして…1曲目から軽快なジャズ!いやあ、若い頃の貞夫さんってこんなにうまかったのか。そして、菊地雅章さんのピアノが予想以上にうまくてびっくり。アメリカ留学なんてしなくたって大丈夫だったんじゃないの、これ…。露骨にコンピングを主体にバッキングしてますが、ここまで徹底されると逆にカッコよく聞こえてしまうという発見がありました。セロニアス・モンクのナンバーだけは違和感を感じるんですが、きっとモンクナンバーって、なんかカッコよく演奏するコツがあるんでしょうね。

 いやあ、なんというか、日本ジャズ黎明期の演奏だろうに、まったく非の打ちどころのない演奏です。色々と古い語法が多いとか、そういうのはあるんですが、しかしこの人たちがいなかったら、日本での以降のジャズ教育自体もなかったわけで。恐らく、このアルバムがあるから以降の日本ジャズが興隆したんであって、貞夫さんとか富樫さんとか菊地さんとかのその後だけじゃなくって、日本のジャズを語る上でも外す事の出来ないマストアイテムと思います!


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Comments
 
わんわんわんもこれ好きです。
現在は歯が悪いのかピッチがなかなか合いませんが、わんわんわんのジャズの師匠(名古屋エリアの某大御所マルチリード奏者)からいわせると昔のナベサダはパーカーの再来とまで噂されるほど超絶だったそうですね。これは不謹慎な視点で申し訳ないのですが「足つきの富樫の名演」としても有名な1枚であります。
Re: タイトルなし 
わんわんわん様、いつも書き込み有難うございます!

僕も久々にこのレコードを聴いたのですが、「うわ、こんなに上手かったのか」とビックリしてしまいました(^^)。実は、ナベサダさんには恐縮ながら共演させていただけた事があるのですが、それはこのレコードから何十年もあとの事で、「味の人なんだな」なんてとっても失礼な事を思っていたのです。勘違いも甚だしいですよね。。

富樫さんは、森山さんと並ぶ僕の日本人ドラマーの大フェイバリットです!!このレコードでは結構伴奏に徹しているというか、あくまで御大を立てたような演奏でした。大人だなあ。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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