『Buddy Miles / Them Changes』

BuddyMilesThemChanges.jpg ジャケ、カッコいい!!
 ジミ・ヘンドリックスのバンド・オブ・ジプシーズでドラム/ヴォーカルをやっていたのが、このバディ・マイルスさんです。その前のジミヘンのバンドのミッチ・ミッチェルさんがとんでもなく変幻自在にドラムを叩くスーパードラマーで、またそこで作り出すリズム型が独創的なものが多かった("Are you experienced"、"manic depression"、"I don't live today"あたりのリズムなんて、どうやって思いつくんだろうかと感激してしまう!)もので、タイトに8ビートを刻むバディ・マイルスさんにドラムが変わった時は、正直言ってちょっと物足りなく感じました。ところが、僕の中学時代の音楽のお師匠さんは…「バディ・マイルス、めちゃくちゃうまいなあ。いいなあ。」えええ~、そうなのか(゚д゚ノ)ノ !!「ドッタッ、ドドタッ」というロック系のドラムを「誰にでも叩けそうだな」と見くびっていた(実は今でもちょっとそう^^;)僕には、驚きの発言。で、ですね…数年前、若い頃にビジュアル系バンドのレコーディング・サポートをしていたというドラマーさんが、これまた似たような事を話していたんです、「バディ・マイルスは素晴らしい」みたいな。こういうのって、もう専門家じゃないと分からない世界なのかも。僕には違いが分かりませんでした。

 でもって、本作です。70年発表、バディ・マイルスのリーダー作です。ファンクっぽいというか、ドラムはやっぱりすっごくタイト。ファンクっぽく感じる理由は、リズムもそうなんですが、例えばスネアの音が止めてあって、「パーン」と来ないで「タッ」みたいな感じなんですよね。キックも同様、「ズ~ン」ではなくて「ドッ」みたいな感じ。オークランド・ファンクのミーターズのドラムあたりと、チューニングや音の作りがそっくりです。これが、ドラムのサウンドの派手さを消しているかわりに、素晴らしく正確なリズム感の中で(機械のような正確さ!!すごいです^^)連続で叩かれるとものすごく気持ちいい。これ系のドラムが好きな人には、この時点ですでに買いの1枚かも。しかし、これ系のドラムがあんまりよく分からない僕にとっては、いいといってもそこそこでして、感心したのはそこじゃなくって…

 歌が上手い!!ソウル・シンガーとして売り出してもいけちゃいそうです。。2曲目のバラード" I Still Love You, Anyway"なんて、聴いていて泣いちゃいそうです(;_;)。いやあ、バンド・オブ・ジプシーズでジミヘンがバディ・マイルスを引っ張ってきたのって、もしかしてドラム以上にこの声が欲しかったんだったりして。

 そして、肝心の音楽はというと…1曲目は、ジミヘンの演奏していたフレーズがガンガン出てくる曲。2曲目はソウルのバラード・ナンバーみたいなノリ。他にはロック/ソウル系のブラスセクション入りのポピュラー調があって、最後はスタジオミュージシャンのジャム・セッションみたいなインスト。まとめようという気がなかったようです(^^;)。バディ・マイルス自体がアーティストというよりもスタジオ・ミュージシャンに近い人だと思うので、いろいろ出来ちゃうんでしょうね。でも、ひとことで言えば、ブラック系のポピュラーという感じなのかな。70年前後のソウルやファンクといったブラック系のポピュラーが好きな人なら、間違いなく楽しめる1枚と思います。深い音楽というより、軽くラジカセから流しておいて気持ちいい1枚みたいな感じかも(^^)。



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バディーマイルスいいですよね。
自分のなかではつのだひろとキャラがかぶっていますけども。

Re: タイトルなし

わんわんわん様、書き込み有難うございます。

なるほどそうか、タイトな8ビート、アフロヘアー、ちょっと太め、ドラム&ヴォーカル、ヴォーカルの歌い方はのびやかなソウル系…たしかにつのだひろです(笑)。いままで気づきませんでした。つのださん、もしかして影響されてるんでしょうか。

昔、「スーパー・ショー」というビデオで、バディ・マイルスのヴォーカル&ドラムを見た事があるのですが、ドラムセットが揺れまくってて凄かったです。ショットのパワーが凄いんでしょうね。
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Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

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