『Booker T. & The M.G.'s / Melting Pot』

BookerT_MeltingPot.jpg 前の記事で紹介したバディ・マイルスのアルバムとほぼ同時期のブラック系のアルバムを。71年発表のブッカーT&MG's のアルバムです。

 リーダーのブッカーTさんはオルガン奏者、MG's はソウル~ファンク系というようなタイトなリズムを演奏するバンド。というわけで、真ん中にアドリブのきくオルガン奏者のいるミーターズみたいな感じです。音楽は3割書きで7割アドリブみたいな感じ。でも、モダンジャズみたいにゴリゴリのソロではなくって、クラブでルーズにずっと演奏していられるよう、アドリブで尺を自在に変えて、誰のソロというわけでもなくチャラチャラやっているという感じかな?これが気持ち良くって、この時代のブラック特有の心地よさ。クロスオーバーとか、もう少し他の方向に持っていく事だって出来たんでしょうが、そうしたらこの緩い気持ち良さは失われてしまうんでしょうね。独特の空気感で、一度聴きはじめると、ず~っと聴いていたくなります(^^)。

 アルバム全体が大体同じような事をやっているので、どの曲がどうという事もないんですが…有名なのは1曲目"Melting Pot"、僕が好きなのは"kinda easy like"。音なしでハナシを進めるのは難しいんですが、(マイナー・ペンタトニックのスリーコード)どういうわけかこの時代のオルガン入りのインスト・セッションって、絶対にこの曲みたいな曲想のものが1曲は入ってる。というわけで、いわばオルガン入りインスト・セッションの典型の曲なんですが…個人的に、オルガンのサウンドとマイナーペンタとスリーコードのサウンドって、恐ろしくマッチすると思ってるんですよ(^^)。やるのも簡単、聴いても最高というわけで、僕のドツボです。こういう音楽って、いいですよね~。

 これもやっぱり気持ちいいレコード。やばい、しばらく70年代のブラックから抜け出せなくなりそうだ(^^)。。


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Bach Bach

Author:Bach Bach
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ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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