『Booker T. & The M.G.s / GREEN ONION』

BookerT_GreenOnion.jpg しかし、ブッカーTのアルバムを1枚買うとすれば、やっぱり"GREEN ONION"の入ったこのアルバムではないかと。このオルガン・サウンドが気持ちいい!!このアルバムは62年発売という点はちょっと重要で…ビートルズのデビュー直前なんですね。ブリティッシュ・ビートのうち、ブラック系に痺れたバンド(前にちょっと書いたスモール・フェイセズとか)のバンド・サウンドがM.G.sのサウンドにそっくりな点は、実は偶然じゃないんじゃないかと。

 昔のアメリカのポピュラー・ミュージックのレーベルの一部は、自社スタジオと、専属のバックバンドを持っているというパターンが多かったようです。プレスリーのデビューしたサンもそうだし、マーヴィン・ゲイやスティービー・ワンダーのいたモータウンもそうだったみたいです。で、オーティス・レディングなんかのリズム&ブルースやソウル系の録音を多く残した、メンフィスのスタックス・レーベルで専属だったメンバーがM.G.sの主要メンバーだったりするそうです。つまり…当時のアメリカのラジオで大量に流れていたブラック系のポピュラーのサウンドの少なからずは、実際にMG'sが演奏していたという事になるんじゃないでしょうか。そのエッセンシャルな部分は、みんなこのレコードに入ってる感じがします。

 そして、ひとつ前の記事で、「マイナー・ペンタトニックのスリーコードにオルガンサウンドがこのジャンルのカラーのひとつで、最高においしい」みたいな事を書きましたが、その代表曲こそ"green onion"ではないかと。全曲インストゥルメンタルで、例のタイトなリズムに、ザックリとしたメロコード譜のほかは大体アドリブ、みたいなダラダラしたセッション風のサウンドが、むしろ心地いい。ずっと聴いていたくなります(^^)。オシャレではありません、古くさいです。だがそれがいい!!


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ありがとうございます

Bach Bachさん

コメントありがとうございます

Ron Sexsmithはデビューから特別に好きで聴き続けているので、気に入っていただけで嬉しいです
ブログにリンクさせていただきました
ジャズはまだ初心者ですが、気に入ったアルバムについて思ったままを時々書いてます

Re: ありがとうございます

Col様、書き込み有難うございます。

Ron Sexsmithさん、一発でフェイバリットになってしまいました。私が聴かずに来てしまった良い音楽をいろいろ紹介していただけていたので、ハマりそうです。たくさん書いていらっしゃるので、全部見るまでまだしばらくかかりそうですが(^^;)。

こちらからもリンクさせていただきました。今後とも、宜しくお願い致します。
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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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