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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『日野皓正 / SPARK』

Hino_SPARK.jpg 同じく、日本の東芝内ジャズレーベル "SOMETHIN' ELSE" からリリースされた、日野さんのアルバム。1994年録音なので、「ブルーストラック」よりはちょっと後です。こちらは日野元彦さん(dr)、佐藤達哉さん(tsax)、坂井紅介さん(wb)…みたいな日本勢と、ドン・アライアスをはじめとした外国人パーカッション隊のミックス編成。けっこう大所帯です。全体としての印象は、シンセとかが入ってはいるんですが、やっぱり生バンドっぽさがすごく出ていて、フロント陣の演奏がすごく生き生きとしてアグレッシブ!!これは日野さんの性格なんでしょうね。音楽って、どういう方向に行くにしても、やっぱりこんな風に人間味あふれるものであって欲しいっす(^^)。

 音楽は、ラテン・パーカッションがけっこう入ってるためか、ジャズにちょっとラテン色が入った印象。ホレス・シルヴァーのナンバーとして取り上げられた"CULCUTTA CUTIE"なんて、チコ・ハミルトンの"Blue sands" みたいで、かなりラテン的なエキゾチックさにあふれてます。
 このアルバムで特にすごいと思うのは、日野皓正さんのトランペットと、佐藤達哉さんのテナーサックスの切れ味!!このふたりのフロントがグイグイ来てカッコいい!佐藤達哉さんという(当時の)若手テナーサックス奏者をはじめて僕が知ったのは、このアルバムだった気がします。フリージャズっぽい曲とかバラードなんかも入ってるんですが、とにかくアップテンポ曲でのこのふたりのソロの印象が強烈!!
 少し残念なのは、バックのリズム隊が丁寧というか、グルーヴし切れていない感じ。バンド全体の方向性は素晴らしくって、ソロが行けばドラムも行くし、バンド全体が音楽をコントロールしている所は素晴らしい。素晴らしいんだけど、リズム隊がモッサリしちゃってるんですよね。すごい所まで行けちゃいそうなバンドと思えるだけに、ここは勿体なかった。でもこれは悪いというより、良いけどもっと良くなりそうみたいな、無い物ねだりみたいな感じです(^^;)。。

 聴いて元気が貰えるという意味で、やっぱり皓正さんのトランペットって凄いと思います。うまいだけじゃなくって、すごく人間味あふれるというか、勢いがある。ギラギラしてバリバリ仕事をこなす上司みたいで、カッコいい中年という感じ(^^)。聴いた後に皓正さんの元気をもらえる、そんなアルバムだと思います!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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