『アイザック・スターン(vln) / ストラヴィンスキー&ロックバーグ:ヴァイオリン協奏曲』

Stern_StravinskyVlnConcerto.jpg アメリカのヴァイオリニストであるアイザック・スターンをはじめて知ったのは、ベルクの室内協奏曲を聴いた時でした。その鋭いヴァイオリンの響きに一発でノックアウト。で、先日、中古盤屋を何となく眺めていると…おおお、こんなCDがあるのか!!スターンによる、ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲です!!こんなの、買わないわけにはいかないじゃありませんか!!ついでに、ジョージ・ロックバーグのヴァイオリン協奏曲も入ってますが、ロックバーグという人を僕は良く知りません(^^;)

 まず、ストラヴィンスキーのヴァイオリン協奏曲。録音は1961年ハリウッドという事ですが、音の分離が異常に良く、同時に全然ホールの響きがありません。恐ろしく響きません。こ、これは…レコーディングスタジオかラジオ局で収録したのかな?ソニーめ、スターンのストラヴィンスキーというだけで内容問わずにリリースしたな(- -*)。えっと、曲について紹介すると、「火の鳥」や「春の祭典」で有名なストラヴィンスキーは、原始主義期、新古典期、セリー期と、人生で3回作曲技法を取り換えています。ヴァイオリン協奏曲は新古典期のもので、ストラヴィンスキーとしては一番普通の音楽をやっていた頃の作品と言えるかと思います。これ、もっと良い音のするホールでの録音だったら、どういう風に聴こえたんだろうか。

 次に、ロックバーグのヴァイオリン協奏曲。作曲者を知らない時に、解説つきの国内盤は助かります(^^)。ロックバーグはユダヤ系アメリカ人で、作曲家としてのほかに音楽教師としても活躍したそうです。作風は、音列技法を通過しつつもロマン主義的な音楽に戻ってきて、中にはほかの作曲家の音楽の断片をコラージュした作品もあるらしいです。なるほど、前衛の世代直前の作曲家の傾向がもろに出た感じなのかな?色々と折衷的なのかも知れませんね。このヴァイオリン協奏曲に関していうと、ロマン派音楽という感じでした。このCDでの録音は77年、ストラヴィンスキーの録音の16年後という事ですね。前の曲ほどではありませんが、やはり響かない。。なんか、ヴァイオリンの演奏はスゴイ事やっているような気がするのですが…

 というわけで、音楽的には20世紀新古典~ロマン派が好きな人なら演目的にビンゴなんでしょうが、僕みたいにもうちょっと刺激がほしい人にとっては若干保守かな?でもそれ以上に、録音って大事なんだな~と思わされた一枚でした。


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ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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