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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『Robert Glasper Experiment / Black Radio』

RobertGlasper_BlackRadio.jpg 2012年発表、第55回グラミー賞最優秀R&Bアルバムを取ったロバート・グラスパーのアルバムです。ちなみに、グラスパーさんはピアニスト。先日も来日公演してましたね。

 僕的な感覚で言うと、これは今風にアレンジし直したAOR。完全にその枠です。90年代後半ぐらいから、ポピュラー音楽にジャズを少しだけブレンドするものが「カッコいい音楽」として増えていたように思います。メロディー・ガルドーとかもそうだし、TLCとかにもそういうアレンジ曲があった気がします。クラブシーンでもそうだったし、たしかにジャズ的なニュアンスを混ぜるというのは、普通のポピュラーを作曲するよりは少しめんどくさいし、サウンドは複雑化してニュアンスも増すので、それをクールと感じる感性は分かる気がするんですよね。僕もカッコいいと思う。いろんな意味を含めて、このアルバムが「R&B」というジャンルとなったのはものすごく納得。けっこう洗練された都市音楽的なセンスです。そういうものとして、僕はこの音楽が好きです。100点です!

 ただ…グラスパーさんは賛否両論を呼んだアーティストで、その多くはこれをジャズと繋げて語ろうとした事で起きた気がします。グラスパーさん本人というより、それを語る人たちが起こした問題、みたいな。僕的にいうと、これを「ジャズ」という次元で語ろうとする事自体がセンスがないと感じてしまうなあ。使われている音楽語法がジャズっぽいとかそういう事じゃなくって、やっぱりこれはBGMですからね。それをジャズと言ってしまったら、コアな音楽ファンが「そりゃ違うだろ」と怒ったって当然というもんです。いいじゃないですか、別に無理にジャズに繋げなくても。皮肉でもなんでもなしに、20~25歳ぐらいの人が聴く、都会的な夜のBGMとして、最高の音楽と思います。それから、これをマジメに高尚な音楽っぽく語っている評論家さんを結構見かけますが…いくらなんでもそりゃないだろ、センス疑うわ(^^;)。あくまで軽音楽ですよ、どう聴いたって。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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