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『近藤等則 / plays Standards~あなたは恋を知らない』

KONDOTosinori_standards.jpg ひとつ前のグラスパーさんと同じで、音楽自体は良いのに、宣伝文句と実際の音楽のギャップから賛否両論が起きそうなCD、近藤等則さんの新作です(^^;)。イタリアのエラルド・ベルノッキというDJが作った、スタンダードを題材としたバックトラックの上で、近藤さんがエレキ・トランペットを吹くというもの。クラブ系アンビエントと思って聴けば、けっこう気持ちい良い作品と思います。問題は…

 若い頃の近藤等則さんは、日本では土取さんとか阿部薫さんとか、海外ではピーター・ブロッツマンさんとかといった硬派なジャズの人たちと活動していたものだから、そのイメージがいまも残っている気がします。しかしこれが、近藤さんにとっても聴衆にとってもマイナスになってるんじゃないかと。この20年ぐらい、近藤さんがやりたいのは硬派な音楽じゃなくって、もっと軽い音楽なんじゃないかと。IMAなんてバンドも、震災か何かの時に出したCDも、挑発的でカッコいい事を言ってたけど、実際の音楽はものっすごいチープだったし(^^;)。最近出たタワーレコードの雑誌では「俺はこの作品でも戦っている」とか言ってましたが、この作品で近藤さんがやっている事と言えば、作ってもらったバックトラックの上で簡単なメロディを吹いているだけ。この人、言っている事とやっている事が違う。こうなってくると、結局「カッコいいこと言ってるのはプロモーション用のポーズなんじゃないの?」と思ってしまうわけです。フリージャズの頃も、私は近藤さんの演奏を良いと思った事は残念ながら一度もないです。ただ演奏しているだけで、なによりこの人の音には内容がないという所が僕にはきつかった。今回のCDも、「バーカスベリーを仕込む場所が」とか「シルキーな近未来的なサウンドが」とか言ってますが、そんなの初めてエレキギターを手にした中学生がエフェクターをあれこれいじって「おお、カッコいい音になった」と喜んでるのと同じレベルだと思うんですけど(^^;)。。毎度こんなのばかりなので、昔から知っている人はさすがに底の浅さを見抜いちゃってるんじゃないかなあ。

 でも、単にこのCDがBGMとしてどうかと言われると、けっこういい作品だと思います。僕はクラブ系アンビエントとして、気持ちいいと思いました。でもこれ…実質的にはイタリアのトラックメイカーさんの作品だと思います。。


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Comments
 
わんわんわんから見るとこの人はミュージシャンであることは間違いないのですが、演奏家というよりもトラックメイカーという認識です。
Re: タイトルなし 
わんわんわん様、書き込み有難うございます。

> わんわんわんから見るとこの人はミュージシャンであることは間違いないのですが、演奏家というよりもトラックメイカーという認識です。

本当にそうですよね、ここ20年ぐらいはそんな感じがします。70年代がどうであったか、少しだけレコードを持っているので久々に聴いてみようと思います。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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