心に残った音楽♪

おすすめCDの紹介のほか、本や映画の感想などを (*^ー゜)v

 

Category: CD・レコード > クラシック   Tags: ---

Response: Comment: 0  Trackback: 0  

『パーセル:3声のためのソナタ』

Purcell_Sonatas of 3parts 始まった瞬間の、中世ヨーロッパ的な、もの悲しく美しい音で既にノックアウト!最初の10秒で300年以上前のイギリスにタイムトラベル出来ます!!素晴らしすぎる音楽、絶対にこれは聴くべし!!

 いや~、冒頭から熱くなってしまいました、クールな音楽なのに(^^;)。パーセルというイギリスの作曲家はバッハより少し前のイギリスの作曲家です。生没年は1659-95年。イギリス王朝で言えば、思いっきりステュアート朝に重なってます。クラシック音楽で言うと、古楽→バロック→クラシック→現代、という超大雑把な区分けをすれば、最初の古楽に入る感じでしょうか。で、古楽というのは暗黙のルールみたいなものが色々あって(例えば通奏低音というのが入るとか)、これを掘り下げるだけでもメッチャクチャ面白いのですが、そんな事はとりあえずプロにまかせて、無責任な私たちはこの素晴らしすぎる清廉な音の海に浸ろうではありませんか(なんか今日はテンションが高いぞ…)!!
 前回、パーセルのハープシコード曲集を取り上げましたが、今回は3声のためのソナタ。このCDでは、ヴァイオリンx2、バス・ヴィオール、チェンバーオルガンの4者でこれを演奏しています。当時の音楽を鑑みると、バス・ヴィオールにかえてガンバとかでもよいんでしょうし、オルガンでなくてハープシコードでも良いんでしょうね。しかし、このCDの編成による音の溶け方と立ち方のバランスが恐ろしく綺麗です。テンポも遅すぎず早すぎず、聴いているといつの間にか音楽の中に引き込まれて催眠状態に入ってしまいます(^^)。

 なんかテンションが高くなっちゃって音楽の説明を全然してませんが、クラシックを聴く人はこのブロクにあまり来てくれないみたいなので(^^)、クラシックを聴かない人向けに紹介してみると、さっきの4段階で言うと、クラシック以降の西洋音楽というのは、表現的であるものがほとんどだと思います。それは、ロックでもポップスでも同じ。なにか、人間的で感情的な何かを音楽が表わしている、みたいな感じと言えばいいでしょうか。ところが、古楽の世界は向いている方が全然違うんじゃないかと思える時があるのです。なんというか、もう人間的な所じゃなくって、音とか現象とかに隠されている神秘を見せる、みたいな。ちょっとオカルト的に聴こえてしまうかもしれませんが、そういうんじゃなくて、たとえば「ドミソ」がなぜ美しく響くのか、その響きと、その背景にあるものを見せる…みたいな。もう、ベートーヴェンやビートルズなんかとは全然違うんですよ。特にイギリスのパーセルは、古楽の中心イタリアから遠く離れたイギリスにいて、イギリスのすごく涼しげで美しい音楽と対位法音楽を混ぜたような音楽を創り上げているものだから、もう別格で素晴らしいのです。僕的には、パーセルはこの"Sonatas of 3 parts" がダントツで好きです(^^)。この美しさ、聴いた事がない方にはぜひとも触れていただきたい至高の音楽です!大大おススメ!!


関連記事
スポンサーサイト

Comments

09 2017 « »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
検索フォーム
アド
これまでの訪問者数
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

Archive

RSS