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『Donny Hathaway / LIVE』

DonnyHathaway_Live.jpg マーヴィン・ゲイつながりのニュー・ソウルの名盤を、もうひとつ。これも有名すぎるぐらいに有名な大傑作、ダニー・ハサウェイのライブ盤です。1曲目がマーヴィンの"What's goin' on" ですが、オリジナルのストリングス入りと違ってこちらはエレピ入りのバンド編成、これも大名演!!しかもダニー・ハサウェイという人はニューソウルきっての名ヴォーカリストというほど歌がうまい!!

 マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」と、このアルバムに共通するものを取り上げて、それをニューソウルの特徴というのはちょっと強引でしょうか。でも、あながち的外れでもないかも。まずはリズムセクション。エレクトリック・ベース、コンガ、ドラムというリズムセクションです。これがロック的なハードなものではなく、これだけでずっと聴いていたくなるような気持ちよさ。例えば2曲目に「ゲットー」というインスト曲が入っているのですが、これなんかほとんどリズム隊だけの曲と言ってもいいんじゃないかと。この辺の美的感覚は、以前に書いたブッカーTあたりがルーツなのかも。この流れ、日本のクラブ音楽にまでつながってますよね、本当に気持ちいいです。
 ローズ系のエレクトリック・ピアノの使用も、この時代のブラック・ミュージックの特徴のひとつかもしれません。エレピ独特のヒステリックでない音の気持ち良さも、ず~~っと聴いていたくなる快感のひとつに繋がってるのかも。

 そして、曲のコード進行の素晴らしさ。ここが以前のソウル・ミュージックとは段違いの進歩で、実によく練られています。経過和音やエクステンションあたりを聴くだけでも、ソングライティングのレベルが全然違うことが分かります。"Hey Girl"なんて、楽曲の完成度からいえば"What's goin' on" 以上じゃないでしょうか。すばらしいです。

 ソウル/ブラック系は、ある面でいうとポップス以上にシステム化されたレコード産業という側面もあって、大量生産品の粗雑品をつかまされることも珍しくありません。外れも多く、僕はあまり深くまでは入ることが出来ませんでした。しかしこれは今さら僕が言うまでもないほどの大名盤、おススメです!!



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Comments
 
Bach Bachさん、こんばんは。
コレは本当に、熱くてクールでエキサイトして癒される、音楽の素晴らしい一瞬を切り取った素晴らしい作品ですよね。
これがお好きなら、これよりはちょっと地味ですが、ビル・ウィザースの“Live in Carnegie Hall”もおすすめです。
Re: タイトルなし 
goldenblue さま、書き込みありがとうございます!

これは素晴らしいですよね!!ビル・ウィザースですか、知りませんでした(^^;ゞイヤァ。。ちょっときいて見ようと思います。ご紹介、ありがとうございました!

 
これもまた大名盤ですね。
曲よし客よし演奏よし‥讃えるときりがないです。
実はこの名盤、兄弟がいるのです。
兄弟ですか?! 
わんわんわん様、書き込みありがとうございます(^^)。

ええ、兄弟って、なんですか?"LIVE 2" みたいな感じですか?知らなかった。。こんど、教えてくださいm(_ _)m。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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