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小説『病院坂の首縊りの家』 横溝正史

Byouinzaka_book.jpg でもって、「病院坂の首縊りの家」の原作です。けっこう長いです。金田一耕助ものの小説の中でも1~2を争う長さじゃないかと思います(^^)。

 事件は、哀れな女性の首つり自殺から始まります。ある名家の愛人が、戦争を機に幸福から転落、愛人と幸せに暮らした家で首つり自殺。彼女には子供がおり、さらにこのお金持ちの病院にまつわる写真が他の事件を引き起こし、世代を跨いでいくつもの事件が交錯していきます。面白そうでしょ?面白いんですよ、これが(^^)。メッチャ面白かったです!!
 横溝正史さんの探偵小説全般に言える事ですが、人間関係がちょっとややこしいうえに、本題に入るまでの背景部分の記述にまあまあページをさいているので、最初は若干だるかったです。しかしそこを過ぎると引き込まれる!!僕が読んだ金田一ものの小説は5~6冊なんですが(長編小説だと全部で20~30ぐらいあるらしい)、その中では一番複雑な展開をする本でした。で、この展開がスリリングで、明らかに怪しい人、逆に怪しくない人、大体見当のつくトリック、その逆に意表を突かれる部分、こういうのがグチャグチャに絡まり合って、「こういう事なんじゃないか?」と、いつの間にか自分が探偵みたいになっていて、真相を知りたくて、後半は一気に読んでしまいました(^^)。。

 この小説、映画版とは人間の縁戚関係なんかがちょっと違っていたりして、映画を見た後に読むと、余計に混乱します(^^;)。逆に言うと、映画版を見た人でも相当楽しめるんじゃないかと(←僕はこのパターン)。あと、僕の友達に、洋の東西を問わず推理小説なら何でも読むという推理小説マニアくんがいるのですが、彼が一番好きな小説家は横溝正史だそうです。なかでも、「病院坂はかなり上位」だそうで。う~ん、たしかに面白かった。ちょっと長いので、金田一ものお最初に選ぶときついかも知れませんが、いくつかよんで金田一が肌に合っていそうでしたら、ぜひ!!


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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