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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Creative Construction Company / vol.2』

CCC2.jpg そんでもって、これがグループでコレクティヴ・インプロヴィゼションを展開するシカゴ派フリージャズの名グループ「クリエイティヴ・コンストラクション・カンパニー」の第2集です。メンバーは前作と同じで、アンソニー・ブラクストン(sax, flute, clarinet etc)、リロイ・ジェンキンス(violin etc)、レオ・スミス(trumpet etc)、ムハル・リチャード・エイブラムス(piano etc)、リチャード・デイヴィス(bass)、スティーヴ・マッコール(drums, percussion) のセクステット。う~ん、これまた素晴らしい。第1集と同じく、AB面あわせて1曲。とはいえ、1枚目とは違って曲想が節目節目でけっこう変わるので、組曲的なイメージかも。スーパーヴァイザーとして、オーネット・コールマンの名前がクレジットされていたりします。

 さて、前作が「不気味なムード満載の作曲パート → ドロドロの雰囲気ながらも実に見事な集団即興パート → 35分以上たったところでいきなり最初のテーマに戻ってビビる」という、名ソロイストを揃えながら、グループ・インプロヴィゼーションに徹するという内容でしたが、本作はまるで対極。冒頭から火を噴くようなピアノとドラムのプレイ、そこに割って入ってくる強烈にハードなブラクストンのサックスソロ!!以下、ソロオーダー通りに各自の個人技が飛び出しまくり、思いっきりフリージャズな展開です。B面に入るとその反対で、スローな展開…かと思いきや、最後にグルーブで爆発!!CCCのレコードはこの2枚だけなのですが(たぶん)、これが実に好対照。両方聴いてひとつの作品、という気がします。

 いや~、フリージャズというと、アイラーとかオーネットという第1~2世代とか、ブレッツマンとかのパワープレイ系に目が行きがちですが、同じぐらいの爆発力を持ちながらも、音楽を見事にコントロールする部分も併せ持つ第3世代以降の方が凄いんじゃないかと個人的には思います。だって、冷静に聴いても、フリージャズで大有名なジョン・コルトレーン『アセンション』とかオーネット・コールマン『ジャズ来たるべきもの』より、この作品の方が演奏の技術も爆発力もコンポジション部分も狂い方も数段上。フリージャズが好きなら、聴き逃してはいけないレコードのひとつだと思います(^^)。超推薦!!

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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