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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『THE SONICS / BOOM』

SONICS_BOOM.jpg 前回べた褒めした、元祖ガレージパンクにして代表格のバンド、ザ・ソニックスのセカンドアルバムです。1曲目、ポール・アンカの"Cinderella"からして、ものすごいヴォーカルに、バンドのビート感&サウンドのガレージ感がカッコよすぎ!!しかし、ファースト・アルバムよりはガレージのぶっ壊れ感は控えめになって、バラエティに富んだプログラムになってたりします。しかし、これを怖くやっちゃったりしないところがセンス抜群、素晴らしい!!スローな曲まで怖くやると、あざというというか、外連味だらけに聴こえちゃうでしょうからね(^^)。というわけで、ファーストに比べると、ヤバさは少し控えめになって、かわりにめっちゃカッコいいロックンロールバンドという感じになってます。初期のザ・フーがロックをした時のカッコよさと共通するものがあります。いや~、ロックを聴く人で、これをつまらないと感じる人なんていないんじゃないかなあ。

 僕的には、ロックというのは少し思想が入っている音楽…というイメージですが、ロックンロールというのはもっと単刀直入に思想なんかすっ飛ばしてアップテンポの軽音楽…みたいな印象なんですよね。で、この部分を発展させると、単に音楽的にアップテンポでノリがいいだけになっちゃう事もあると思うんですが(50年代の大半のロックンロールがそれ)、「なぜそれが良いのか」を詰めていくと、音楽以外でやろうとすると社会からはみ出ちゃう部分とかフラストレーション昇華とか…みたいなところが残ってくる事もあると思うんですよね。上手である事よりもバアッと発散する事が先行してるわけですから。こうなってくると、「はみ出てくる部分」にこそ、ガレージパンクのエッセンスが詰まってくる…みたいになるのかも、な~んて相変わらず変な妄想にふけっている今日この頃です(^^;)。でも、この「はみ出てくるところ」を強く感じるのが初期のガレージバンドの魅力と思っています。技術だけならジャズやクラシックに勝てないのは当たり前。でも、飼い慣らされたBGMみたいなものばかりになったジャズやクラシックが出来なくなってしまったカッコいい部分をストレートにやれたのがソニックスじゃないかと思います。これもファーストに並んでおススメ!!そうそう、CDだとライブ音源が追加収録されているので、CDがおススメです(^^)。


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Comments
No title 
今回も素晴らしい情報をありがとうございます!
私はデビュー直後のビートルズの
ハンブルグでのライブを持っているのですが
(高校時代に購入したLPをカセットテープにダビングしたもの、海賊版ではないです)
これもなかなかすごいです。
デビュー前後のビートルズ 
宮国さま、おひさしぶりです!お元気でしたか?

ハンブルグのライブですか、僕が聴いたことある奴と同じものかな?ロックンロールナンバーで固めた、オーディエンス録音だった記憶があります。Mr.Moonlightまでアップテンポでやっていたような…。もし同じものだとしたら、あれもいいですよね(^^)。

僕がビートルズで一番好きなのは、デビュー前のトニー・シェリダンのバックを務めた時の"My Bonny" だったりします。めっちゃいいです!
https://youtu.be/IgkAgyQgEH4
No title 
アップテンポのMr. Moonlight、確かにそうです。
たぶんそれだと思います。
私が購入したLPは、再発CD版に未収録の曲もあって、それがとても良い(燃える!)かんじです。

曲によって演奏にムラがあるし、ギターも演奏ミス多いのですが、それでもなんだか熱くさせてくれるものがあります。リンゴのドラムがとても印象的です。
武道館のコンサートを聴いてると、「なんでこんなになっちゃったんだろう・・・」と残念な気持ちになります。(観客がちゃんと演奏を聴かなかったせいですかね?)

My Bonnyもけっこう好きです。トニーシェリダンの方がギター上手いですね(汗)
この頃の録音もLPで持ってたんですが、親戚に皆あげてしまって、今手元にないのが残念です。

・・・The Sonics、そのうちちゃんと聴いてみたいです。今は簡単に手に入るからすごいですね! 昔はレコード屋に注文に行って、だいぶ待ってからやっと手に入るかんじでした。(Bach Bachさんも経験されてるかもしれませんが)
Re: No title 
 ソニックス、昔は入手困難だったんですよ。日本の音楽雑誌では完全無視状態、日本盤も出てなかったと思います。サイケデリックやガレージの好事家の方たちの間だけで、口伝え状態でした。今ではけっこう色んな人が『ガレージパンクの元祖」なんて言うようになったので、何かの雑誌で誰かが書いたのかも知れませんね。セカンドは、僕は結局LPでは入手できなかったんですが、CD化でやっと買えました(^^)。ボーナスが入っていたので、結果的には良かったかもしれません。

 ビートルズの武道館公演、歌っている途中でマイクは回転しちゃうし、コードチェンジが難しいところでは手を振って観客の歓声で乗り切ろうとするし、あれですよね(^^;)。せっかくなので、明日にでもトニー・シェリダンの記事を書いてみようと思います。


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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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