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Category: CD・レコード > ロック・ポップス   Tags: ---

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『David Bowie / HEROES』

DavidBowie_Heroes.jpg 中学生の時に『ジギー・スターダスト』を聴いてボウイを敬遠するようになった僕が、彼の作品に久々に手を出したアルバムがこれでした。77年リリース『ヒーローズ』、僕が一番好きなボウイさんのアルバムです!!でも、買った時の狙いはボウイではなくて、このアルバムに参加しているロバート・フリップとブライアン・イーノだったんですが(^^;)。キング・クリムゾンにハマった頃がありまして、特にクリムゾンのリーダー&ギタリストのフリップさんの参加したアルバムとあれば、片っ端から聴いていた時期があるのです(^^)。『marquee』という雑誌だったかな、昔はプログレ専門誌だったんですが、そこに「クリムゾンではギターソロをなかなか弾かないフリップがソロを弾きまくってる」みたいに紹介されてたんですよ。で、ワクワクして買ってみると…そんなに弾いてなかった(;_;)。

 このアルバムのキーマンは、フリップさんとイーノさん。洋楽ロックやポップスのシンセがアナログからデジタルへ移っていく時代の象徴的存在でもあるブライアン・イーノさんと、フリッパートロニクスというよく分からないギターエフェクト(ループでギターの音が減衰しにくくなってるモノの気がします、多分^^;)を表現に持ち込むようになっていたフリップさんの出す音は、たしかに次に来る80年代のポップスの音の方向をすでに出していた気がします。たしかにそれまではなかった音という感じで、軽いですがカッコいい!特に、アップテンポなダンスナンバーばかりで固めたA面がいい!!前回の記事でボウイさんの歌をアレ扱いしてしまいましたが(^^)、ジギーから5年後となるこのアルバムのヴォーカルはかなり良いです!がんばったんでしょうね、素晴らしい!ただ、このアルバムのB面は、個人的にはあと一歩。サウンドギミックやインスト中心で作られているんですが、これをやるならもうちょっと本腰入れてやらないと…という感じかな?クラシックやジャズや民族音楽あたりと比較すると、頭の中でパパッと作られた感は否めず、BGMを超えるものじゃないな…みたいな(^^;)。ただし、ぼわーんとしたあのイーノさんのシンセ・サウンドの上に、タイとか日本の音楽みたいな旋法とか、あるいはアラビア音楽風の旋法とかを重ねていく手法は、80年代のハリウッド映画でアジアや日本やアラブ世界なんかのシーンでよく流れるインチキ民俗音楽っぽくって、これはこれでいい味わいでした(^^)。それこそ、「安っぽいけど逆にそこがいい」みたいな。

 このアルバムのコンセプトがボウイさん本人のものであったかどうかは分かりません。なんとなく、ボウイという看板を利用して、イーノさんがポップスのお仕事のテストを色々しただけの気も(^^;)。しかし、このコンセプトがボウイさんであったにせよなかったにせよ、自分の役割を演じ切るために、かつてより数段高いヴォーカル・パフォーマンスを実現したボウイさんはよかった!あくまで軽く聴いて楽しむ軽音楽とは思いますが、レコード産業界が作り上げる80年代型のスターとしてのボウイさん、グラムロック云々じゃない角度からのボウイさん…こういう所ををいい意味で見つめる事になったアルバムでした。なんとなく好きでずっと持ってます(^^)。
 

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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