映画『BACK TO THE FUTURE』

BackToTheFuture.jpg 段ボールを整理していたら…おお、VHSテープがいっぱい出てきました!そこに『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のラベルが貼られたものが。これは見るしかありませんね(^^)。
 そのビデオに入っていたのは、テレビ放送の録画でした。というわけで日本語吹き替えだったんですが、博士役の声が三宅裕司(^^;)。思い出しました、昔はこの吹き替えがあまり好きじゃなかったんです。でも今見たら…いや~、いい味出してるなあ。この映画自体がコメディ仕立てなので、「うひょ~」みたな笑える絶叫の吹き替えは喜劇役者が向いてるのかも(^^)。ついでに、テレビ録画なので、80年代のCMがいっぱい入ってたんですが、これが映画並みに良かった!いや~なつかしいなあ。JACCSカードとか、今もあるのかなあ。このVHSは捨てられませんね。。

 さて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』です。全3作作られたヒットシリーズの第1作で、1985年制作。内容は、車型のタイムマシンを作った科学者と、その科学者の友人である主人公の高校生(マイケル・J・フォックス!)の話。ちょっとしたトラブルから、主人公は誤って30年前(1955年)にタイムスリップしてしまいます。それは自分の両親が結婚する前で、自分のお母さんがタイムスリップした自分に恋してしまいます。両親が結婚しないと自分が生まれないので、主人公は両親を必死に結婚させようと頑張りますが…みたいなかんじ(^^)。
 若い頃見た時も、けっこう面白いと思ったんですよ。でも、下らないとも思いました。見たのが中高生ぐらいの頃で、当時はハリウッドの娯楽作品を褒める事は、カッコ悪いと思ってまして(^^;)。しかし今見ると、割り切るところは割り切った上で、すっごく面白いと思いました(^^)!あと、今回見て思ったのは、お母さん役のリー・トンプソンがカワイイです。息子に恋する時の目とか、主人公のパンツを見て「ねえ、カルバン・クライン」とか話しかける所とか、超よかった。。
Backto_photo.jpg
 あと、映画の本筋とは関係ない所で、すごくいいと思ったところが。80年代に観た時は、1955年のアメリカの風景とか風習の描写が、すごくいいなあと思ったんです。クラシック・カーとか、フィフティーズの音楽とか、ファッションとか、コカコーラとか。でも今見ると、「現代」として描かれている1985年の描写が懐かしい!たとえばみんな中流階級で家を持っていて、子供も家もあるのが当たり前、子供は親の金で学校に通えるのも将来仕事があるのも結婚できるのも当たり前。お金持ちになっていい生活するのが人生の目標みたいな風潮。映画の中の世界観もそうですが、80年代って、たしかにそういう感覚がありました。今では、就職できるかどうかなんてわからない、大学行くにも学生の半分は利息を払って返さなくてはいけない奨学金を利用しないと大学なんていけない。また、その前の60~70年代ともずいぶん違っていました。戦後の欧米や日本あたりの風潮って、80年代を除いた60年代~今がスタンダードな感覚なんじゃないかと感じます。で、この映画には80年代のいい意味で浮かれたような幸福感がすごく詰まっている感じがしました。

 僕は80年代が青春のど真ん中だったくせに、80年代当時は、80年代の音楽がどうも軽すぎると感じて、あまり好きじゃなかったです。で、ロックなら60~70年代とか、ジャズなら50~70年あたりばかりを聴いてました。でも、80年代という時代そのものはすごくいい時代だったのかも。色んな犠牲の上に成り立っているので、続けてはいけないし続くはずもない一瞬の虚構の富や幸福だったのかも知れませんが、それでもその時代を過ごすことが出来たのは、幸福な事だったのかもな~…な~んて、この映画を見ながら思ってしまいました(^^)。

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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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