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『Miroslav Vitous / Universal Syncopations Ⅱ』

MiroslavVitous_UnversalSynco2.jpg 2007年発表のミロスラフ・ヴィトゥスのリーダー作です。ヴィトゥスはムッチャクチャに好きなんですが、ECMがすこし苦手。しかも、ヴィトゥス&ECMで実際に痛い目を見た事もあったし(&p゚ω゚*)。このCDを店頭で見つけた時、この板挟みにあった僕は長時間フリーズ状態。頭の中では色んな事を考えてまして…

「ヴィトゥスのウッドベースは超好きだけどエレキベースは別にだしなあ」、「エレキベースやシンセサイザーさえ使っていなければ買ってもいいかな?」悩んだ末、こんなふうに考えをまとめました。そして、クレジットを確認すると…よっしゃあ、シンセが入ってない、ヴィトゥスの楽器もダブルベース!!しかも、4管(サックス属3つにトランペット)にバンドネオン、ヴォイス、ベース、ドラム2台!!面白そうな編成、ヴィトゥスのブラスアレンジがどういうものか聴くことも出来そうだし、これは買いだろ!こんな感じでお買い上げ(^^)。そして、家に帰ってCDクルクル~…薄っぺらいシンセ・ストリングスの音が満載なんですけど(T-T)。。なんでクレジットに書かない、ECM (#-ω-)。

 それにしても、ウェザー・リポートのファーストやタンジェリン・ドリームをいいと思う私なので、シンセそのものが嫌いなわけじゃなくって、薄っぺらいサンプリング音みたいなのが嫌いなんでしょうね。楽器なんて、速弾きしたり譜面通りに弾いたりアドリブしたりなんていうのはアマチュアの目標であって、プロなら色んなタイム感で色んな音量や音色を使い分けられるようになって、感動的に音楽を響かせるのが目標と思うんだけどなあ。そう思うから、僕はそういう所にまったく無頓着に、安易にシンセやプログラミングに手を出しちゃうフュージョンやライトクラシックが嫌いなのかも。
 そして、アンサンブルは、バンドも全員のアンサンブルじゃなくって、曲やシーンによって出入りする感じでした。聴いた印象では、トリオぐらいの音楽に、シンセやコーラスが後ろでフワーッと鳴ってるぐらいの感覚。こういうアレンジの方針は好きなんですが、なんというか…一緒に演奏している感じがしません。ソロを取っている人が何をやろうが、楽曲全体は全然歌わず。バックトラックだけ録音してあって、場所場所だけ「ここ演奏して」って別録りして切り貼りしたみたいに聴こえます。これは、本当にそうしたのか、それとも一発録りだったんだけどリハが足りてなくて、プレイヤーが曲を把握し切れないままスコア道理に慎重に演奏した結果なのか。

 しかし、曲のデザインやそれぞれのソロ・アドリブはけっこう素晴らしい。う~ん、僕個人としては、いい所も残念な所もたっぷりの、微妙なCDでした。もろにECMといった感じのCDなので、ECMが好きという人なら鉄板の1枚かも。


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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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