『Jimi Hendrix / Are You Experienced』

JimiHendrix_AreYou.jpg ジミヘンのスタジオ盤で一番好きなのは、デビュー作でもあるこのアルバムです。今は、アルバムに未収録だったシングル盤の曲が6曲追加されて収録されてるみたいです。昔は、シングル曲を聴くのにもう1枚『GREATEST HITS』みたいなタイトルのアルバムを買わなくてはいけなかったので、これはお得ですね。ただし…シングルは別で聴いた方が、アルバムとしてのまとまりが良いようにも感じるのは、私だけでしょうか。。

 バンド・オブ・ジプシーズが驚異の表現力に達したジミヘンのパフォーマンスを聴くことが出来て、エクスペリエンスのライブ録音がバンドの物凄いテンションのパフォーマンスを聴くことが出来るのに対し、このデビュー作はジミヘンの作曲家としての才能を聴くことが出来るアルバムだと思います。"Third Stone from the Sun"とか"Are You Experienced"とか"Fire"とか"Manic depression"とか、よくもまあこんな曲が書けるなと。いずれも、私が全く聞いた事のないような曲ばかりでした。で、例によって学校で音楽のお師匠様にそんな話をしていると「ギターで作曲するからそうなるのかもね」なんて答えが。なるほど、確かにピアノでこの曲は書けないという感じですし、"Fire"なんて、ギターで弾くからこそ格好良く感じる曲なんだな、とも思いました。これをピアノで弾いても何ひとつ面白くなさそうです(^^;)。

 あと、スタジオ盤ではもうひとつオススメが。『Electric Layland』という生前のジミヘン発表の最後のアルバム(死んだ後に100枚ぐらいアルバムが出ちゃうんですが^^;)。音楽的には、ブルースっぽい要素とか、妙にファンキーな要素とか、ジャムセッションっぽい要素とか、サイケっぽい要素とか、まあいろいろ入っていて、悪く言うとまとまりのないアルバムなんですが、しかしその歌詞に感動させられました。例えば、このアルバムに入っている最後の曲"Moon, Turn The Tides...Gently Gently Away"。「俺とあの人は砂漠で愛し合い、その最後の時に海底に沈む俺たちのマシンに乗って...」みたいな感じ。死生観から、ジミヘンがどういう生き方を夢見ていたのか、こんなものが滲み出しているような感じで、幻想文学的という表層的なところではないところに奥の深さを感じて、じわっと心にしみます。こんな詩も、ロック以外では許されない領域に成立しているもののような気がします。人間文化の中で、ロックの占めていた特異な役割というものを感じずにはいられませんでした。ギターの演奏がクローズアップされやすいジミヘンですが、作曲でも作詞でも、実にすばらしいタレントを発揮したアーティストであったのだと思います。





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Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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