『Jimi Hendrix / The Complete PPX Studio Recordings』

JimiHendrix_PPX.jpg さて、ジミヘンのおススメの最後に、ジミヘンのデビュー前の音源を集めたCDを。…いやあ、デビュー前って「マニアックすぎだろ!」と怒られそうな気もするんですが、私以上にジミヘン狂だったバンドマンのお兄さんは、デビュー前のジミヘンが一番好きと言っていました。でも、その言葉もあながち的外れとは思いません。メチャクチャ格好いいんです!

 ジミヘンって、ギタリストとしてすごかったものだから、レコード会社がピンでデビューさせたという経緯があったんじゃないかと勝手に思ってます。で、以降のストーリーは良く知られている通り。だからスタジオ盤は、慣れない作業を行うので、その試行錯誤がいい方面に出たり悪い方面に出たり。しかし、ジミヘンの原点はやっぱりギターの演奏だと思うのです。で、デビュー前の他人のバンドの音楽は、さすがにギタリストに徹底しているだけに、意識が完全にギターに絞られていて、やたらとカッコいいのです!

 で、ジミヘンの所属していたバンドですが、詳しい事は知らないのですが、ゴーゴークラブのバンドというかディスコバンドというか、そんな匂いがします。ソウルありビートルズありという感じで、有名なポップ曲のレパートリーだらけ。で、これをジミヘンのギターがやたらとカッコよくしてしまう。まだファズやディストーションの進化していない時代なので、サウンドはアタックが強くてローがスカスカで安っぽいんですが(ソウルとか、ビートルズのデビューの頃のギターの音とか、あんな感じ)、それが逆にカッティングなんかの切れ味を強調してます。あと、ときたまインスト・ナンバーが挟まるんですが、これがまたギターがキレキレでカッコよすぎです。このアルバム、マジでおススメです。

 そうそう、似たような傾向のCDで大おススメのものをもうひとつ。『Radio One』というアルバムがそれで、これはすでにソロデビュー後のパフォーマンスなんですが、コンセプトがPPXとそっくりです。『PPX』でも披露していたインストナンバーも演奏してるんですが、これがまたすごい。あと、例のモンタレー・フェスティバルのオープニングで他のロック・ミュージシャンの度肝を抜いた"Killing Floor"も演奏してるんですが、これがモンタレーを上回るすさまじさで、このリズム感はちょっと他にないんじゃないかというぐらいの凄さ。う~ん、記事を書きながら久々に聴いているんですが、これ、やっぱりすごいです。。デビュー前後のジミヘンのキレッキレなギターを聴かずに死ぬのはもったいないです。


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Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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