『Archie Shepp / Life at the Donaueschingen Music Festival』
日本では『ワン・フォー・ザ・トレーン』というタイトルで発表された、フリージャズのアルバムです。なぜそういうタイトルかというと、"One for the Trane"という曲しか入ってない事と、コルトレーンに絡めておいた方が一杯売れると思ったからじゃないかと(^^;)。ポップスやロックや普通のジャズあたりが音楽の全てだと思っていた頃、アルバム1枚で1曲というのに、ちょっとビビりました。グランドファンクの10分のパフォーマンスですら「よくこんなに長く演奏していられるな」なんて思ってたぐらいでしたから。感性が産業音楽に飼いならされていたんでしょうね。