
甘いと言われようが、
僕にとってのローリングストーンズ最高傑作は、しばらくずっとこれでした!!大好きでした(^^)。。 前までの記事で書いていたローリング・ストーンズのアルバムは、ブライアン・ジョーンズというメンバーが在籍していた時期のもの。この人、残念ながら他界しちゃうんですが、ブライアンさんがいた時期というのは、ビートルズが現役で活動していた時期とだいたい被っているので、サウンドがマージービートとR&Bの合いの子みたいな感じ。それ、まだ子供だった僕にとっては、少し渋く感じてました。でもさすがに歴史の長いバンドなので、時代によってサウンドも音楽も少しずつ変化してるんですよね。高校の時に、ストーンズマニアの友人と出会いまして、彼がソニー時代のストーンズのCDを大量に貸してくれたんです、10枚ぐらいまとめてドカッと。ありがたい、持つべきものは友達っすね(^^)/。その中で一番グッと来たのがこれ、スティッキー・フィンガーズでした!で、あんまり好きなものだから、結局自分で買っちゃった。しかも、
LPだとジーンズのファスナー部分が本物、このデザインがカッコよすぎたので、LPを買ってしまった。これが超カッコいいので、レコードを聴ける環境にある方は、ジャケットの為だけでもLP購入をおすすめします(^^)。
1曲目「ブラウン・シュガー」、いかにもストーンズっぽいロックンロールなんですが、これが僕にはどツボ、良かった~!!そして、一番グッと来たのが「ワイルド・ホーセズ」というスローナンバー、これもいい曲、とくにミック・ジャガーのヴォーカルがいい!!音痴だと思ってたのに、そういうところじゃなくって、なんというか…グッときます。音楽って、テクも大事だけどハートが大事ですよね。また、ストーンズの演奏するブルースはあまり好きじゃなかったんですが、"You Gotta Move" はルーズでけだるくって、すごく良かったっす。。この
ルーズなかんじと、冴えた不良が書いたような歌詞がストーンズの魅力のひとつなんじゃないかと思ってます。こういう所に気づくのは、英語がまったく分からなかったり、いろんな価値観を理解できない小学生には無理で、僕の場合は反抗期と屈折と親友と彼女が出来るぐらいの時になるまで、ストーンズの良さは解れなかった、という事だったんだとおもいます。というわけで、ストーンズファンからは邪道といわれるかもしれませんが、僕が一番好きなストーンズのアルバムは、しばらくずっとこれでした。面白いと思うのは、このアルバムはすごく好きなのに、「山羊の頭のスープ」とか、その前後に出ている評価の高いアルバムは、あんまりピンと来なかったんですよね。その境に何があるのかは、自分でもよく分かりません(^^;)。そして、これよりいいと思うアルバムに後に出会うのですが、それがなんと苦手としていた60年代前半のストーンズというのが面白い。。その話はまた次回に。
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