『THE ROLLING STONES / England's Newest Hit Makers』

THE ROLLING STONES_England 最後に辿りついた、僕にとってのローリング・ストーンズのアルバム最高傑作はこれ!!デビュー作です(結局そこかよ^^;)。。あれ?昔はただの「ローリング・ストーンズ」だけだったと思ってたんですが…もしかしたら、それだと検索しにくいので、ジャケットに印刷した宣伝文句をそのままアルバムタイトルという事にした…とか?いや、きっと僕の方が勘違いしてるんですね(^^;)。

 どの辺がカッコいいと感じたかというと…初期のストーンズのアルバム「High Tide & Green Grass」とか「After Math」とか「セカンド」とかとの比較でいうと、このアルバムは演奏が傑出して良いです。特にロックンロールとかのアップテンポのナンバーの跳ねる感じがサイコーで、"ROUTE 66" とか超イイ!!"I JUST WANT TO MAKE LOVE TO YOU."の跳ねる感じも超絶によくって、この曲はフォガットがハードロック調にアレンジしてカッコよくやってるんですが、それよりもこっちの方がカッコよく感じるほど(フォガットの方が全然うまいけど^^)。それに、ボ・ディドリーの曲のあの独特のアフリカっぽいリズムとかも、黒くってかっこいい!R&B 的な黒っぽいカッコよさってこういうのをいうんだな…と思ったのでした。そして僕の場合、黒カッコよく感じたストーンズのアルバムはこれが唯一。それぐらい出色のアルバムでした。

 なんでこのアルバムだけ演奏が極端に良いのかを想像してみると…このアルバムってほとんどカバーだし("Tell Me" だけオリジナルなんですが、この曲もストーンズとは思えないぐらいにいい!)、しかもデビュー作なので、ライブでさんざんやってきて演奏にこなれた曲ばっかりだったんじゃないかと。大昔、雑誌でストーンズのギタリストのキース・リチャーズのインタビューを読んだ事があるんですが、そこで彼が「セカンドアルバムからしばらく、オリジナル曲を書くためにホテルに監禁された」みたいな事を言ってました。つまり、セカンドからは、曲を書いた事のない人が曲を書き、演奏もぜんぜん慣れてないうちに矢継ぎ早にレコーディングされていったのかと。そりゃ、いい物を作れという方が無理だよなあ…。ストーンズの曲に"Under My Thumb" という曲があるんですが、これが最初のスタジオ録音では超ショボいのに、何年か後のライブ盤だとメッチャかっこいい演奏になってました。演奏の錬度って重要ですよね。

 というわけで、60年代初頭のイギリスのバンドブームの中、アメリカの黒人音楽であるR&Bをやるバンドはけっこういましたが、黒くてカッコ良いと思った音楽のひとつが、ストーンズのファーストなのでした。これはストーンズが苦手の人にも、ぜひ聴いて欲しいなあ。そしてこの少し後に、更に黒くてかっこよくてしかもうまいアニマルズというバンドに僕は出会ったのですが、その話はまたの機会に(^^)。。


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こんばんは

アニマルズですか!
楽しみにしてます。

Re: こんばんは

宮国さま、どうもご無沙汰しています。寒くなってきましたね、お元気でしょうか。

アニマルズ、お好きですか?僕は大好きなんですが、まわりにそういう人が全然いなくて、若い頃から僕が広めているような状況でした(^^;)。カッコいいんですよ!!

でも、ストーンズを聴きまくっていたら、ちょっとブリティッシュ・ビートに疲れてしまったので、ちょっと他を一周してから紹介させていただく事にしますね!年末年始にアニマルズはヘヴィーすぎるから、2月ぐらいかなあ…

No title

Bach Bachさん、こんばんは。
ストーンズ、いろいろあるけどやっぱり一番かっこいい、かつ、ストーンズらしさを一番強烈に放っているのはこのアルバムですね。
今の時代なら、オリジナルを作ってはじめてデビューなんで、デビュー前状態のマボロシの音源的な感じ、だからこその気合いとイキオイかと。

こんばんは!

goldenblueさん、書き込みありがとうございます!寒くなってきましたね。

おお、goldenblueさんも、そのように感じていらっしゃいましたか!!いや~、ハナシが合うなあ。そうですね、今だったら、この時点では1年の育成契約で、ここからオリジナルを作ったりテストライブをさせられて様子見されたりして、行けそうなら本契約ですよね。時代もあったのかも知れませんね。


あと、ブログを始めてから感じ始めた事なのですが、音楽雑誌や批評家さんが書いている事と、僕たちみたいなリスナーが感じている事は、けっこう違いますよね。しかも、リスナー同士では意見があっちゃったりして(^^)。。
プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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