『Lalo Schifrin / Insensatez』

Lalo Schifrin Insensatez ドン・セベスキーがアレンジを担当したウェス・モンゴメリーのアルバムを聴いていたら、ポピュラーのアレンジ物を聴きたくなってしまいました(^^)。なんていったって、子供のころはジャズピアニストや現代音楽の作曲をしたかったわけじゃなくって、ポップスのアレンジャーになりたかった僕なので、アレンジ物が嫌いなはずがないんですよね(^^)。これは、ラロ・シフリンによるボサノヴァ作品集。

 ラロ・シフリンといえば、僕にとっては劇伴作曲家アレンジャー。「燃えよドラゴン」や「ダーティー・ハリー」の音楽の感想を書いた事がありますが、どっちも大好き!しかし、アーティストとしてのラロ・シフリンは?実は僕、劇音楽ではないラロ・シフリンのアルバムって、これしか聴いた事がありません(^^;)。そしてこのアルバム、ほとんどボサノヴァ。しかも、3リズム&ストリングスのCTIレーベルのムーディー系ボッサみたいでした。このレコードのレーベルはジャズの名門ヴァーブですが、VERVEはゲッツ&ジルベルトなんかのジャズ&ボッサのレコードも結構出してましたっけ。ラロ・シフリンはピアノを演奏していますが、ピアノの演奏はリズムがけっこう重く、味があってカッコいいけど、やっぱりピアニストの腕としてはどうかな…みたいな( ̄ー ̄)。やっぱり才能を感じるのはアレンジで、特に弦アレンジはダーティーハリーや燃えよドラゴンみたいでした(^^)。そりゃそうか、同じ人が書いてるんだから。とくに1曲目"WAVE"の、モチーフのリピートと弦アレンジの絡みは見事でした!!

 やっぱり、アーティストやピアニストというよりも職人アレンジャーであって、またそのアレンジも腕は確かなプロだけど、進歩的な音楽を作るタイプではないのかも。このあたりは、セベスキーと似ているかも知れません。むしろ、ギル・エヴァンスみたいなアーティスト型のアレンジャーが珍しいんであって、ポピュラー音楽のアレンジャーというのはこういうものなんでしょうね。でも、プロのアレンジ術が聴けるし、アレンジはガッツあふれる所と気持ちい所が両方あって、久々に聴いてもなかなか良いアルバムでした(^^)。

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Author:Bach Bach
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ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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