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Category: CD・レコード > ジャズ   Tags: ---

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『Paul Desmond Quartet / East of the Sun』

PaulDesmondQuartet_EastOf TheSun ジャズ・ギターのジム・ホールさんは、スタンダード・ジャズのハーモニゼーション&アドリブのトッププレイヤーだと思いますが、あれは本人にしたら簡単なのかも。もちろんあそこまで行くのは大変なんでしょうが、あのプレイスタイルを身につけてしまえば、あとはどの曲も同じやり方で演奏出来てしまうでしょうからね。そんな事もあって、僕的には、ジム・ホールさんがいちばん音楽的な貢献をした仕事は、スタンダードのアドリブ演奏じゃなくって、室内楽ジャズのアンサンブルに加わった時なんじゃないかと思います。ジム・ホールさんのデビューの切っ掛けにもなった、ジミー・ジュフリーのグループに参加した時の音楽の素晴らしさはもちろん、以前にピアノのビル・エバンスとの素晴らしい室内楽作品集なども紹介しましたが、それらに匹敵するほどに素晴らしいレコードがこれ。サックスのポール・デスモンドのグループに加わった時の作品で、1959年のレコードです。

 メンバーは、Paul Desmond (altosax)、Jim Hall (guitar)、Percy Heath (wb)、Connie Kay (dr)。ポール・デスモンドのアルトサックスは、リー・コニッツやスタン・ゲッツのサックスよりもさらにマイルドな音色だし、このアルバムでのコニー・ケイのドラミングはブラシプレイに徹していてまったくやかましくないし、なにより音が美しすぎる上品なジャズ室内楽!出だしのジム・ホールさんのギターの音なんて、風鈴の音みたいで美しすぎてゾワッと来てしまいます(^^)。そして、一曲一曲のアレンジが美し~!!ジャズって、今はドカドカ行くかポップスの亜流みたいなものかの2択みたいになってしまったイメージだけど、50年代のアメリカ西海岸のジャズって、クラシックのサロン・ミュージックみたいな上質のものが結構あったんですよね。すごく心地よく、そして知的(^^)。コール・ポーターの大名曲「I Get a Kick Out of You」の演奏の佇まいなんて、ため息が出てしまいます。50年代のウエストコーストジャズって、日本だとジャズファンしか聴かない特殊ジャンルみたいになってますが、いや~こんなに心地よい音楽なかなかないです(^^)。知的だけど難解すぎない。名盤ガイドでは全然取りあげられませんが、僕的には超名盤あつかいの一枚です。ああ~こういう素晴らしい音楽を聴いていると至福の時間が流れ続けて、労働意欲がどんどんなくなっていく(゚∀゚*)エヘヘ。


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Comments
No title 
BACH BACHさん、こんにちはー。
ポール・デスモンドさん、マイルドでまろやかで癒される音色ですよね。
こういうスタイルのジャズって、ほんとなくなってしまいましたよね。。。
Re: No title 
goldenblue さん、こんにちは、書き込みありがとうございます!

サックスって木管楽器ですから、元々はこういう音色の方が主流だったんじゃないかとすら思うんですが、ジャズの世界では見事にいなくなっちゃいましたね。

というわけで、今年もよろしくおねがいしますm(_ _)m。


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Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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