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『Dave Brubeck Quartet / Time Out』

Dave Brubeck Time Out ポール・デスモンドのソフトなサックスの音色が大好きです。僕はサックスにまったく詳しくないんですが、演奏はもちろんなんでしょうが、根本的に楽器が違う気がします。これって、マウスピースの違いなんでしょうか…。いつも思うんですが、サックスでもピアノでも、なんでみんな同じメーカーの同じ傾向の音の楽器ばかり選びたがるんでしょうね。ジャズのサックスだって、こういう音もあったのに、今はみんな右へ倣えで東海岸のハードでピーキーな音ばかり。音楽なんだから、もっと個性を大事にして良いと思うんだけどな~。音楽ですら個性より画一的なものが好まれる時代なんでしょうか。

 僕が最初にポール・デスモンドのアルト・サックスに出会ったのは、このレコード。"TAKE FIVE"収録(聴けばぜったい知っている曲だと思います^^)で超有名な、デイブ・ブルーベック最大のヒットアルバム!このアルバムも、ウエストコースト・ジャズの心地よい室内楽的な傾向満載の一枚なんですが、よく聴くと変拍子を色んな所に挟み込んだり(1曲目"Blue Rondo a La Turk" の出だしからして9/8拍子、"Take FIve"は5拍子)、テーマの交換をして展開させたり、調の入れ替えを巧みに挟みこんだり、ピアニストアレンジャーのデイブ・ブルーベックさんのアレンジや作曲がいい!こういうことをやっていながら、ムズカシくしてしまわないところが、とっても大人だし^^。いや~、ウエストコーストジャズの心地よさと知的さは、一度ハマると抜け出せません。こういうのを聴くと、ヘッドだけでろくにアレンジもせずにアドリブばかりを繰り返しているジャズマンがアホに見えてくる。。ウェストコーストジャズの超名作です!!
 それにしても、アメリカって昔はこんなに知的な音楽を生み出してたのに、どうして今はあんなになってしまったんだろうか。映画だって、素晴らしいものを作っていたのに。今のアメリカには全然あこがれないけど、50年代から70年代初頭あたりまでのアメリカには、都市部にも田舎町にも住んでみたい、ついそう思ってしまうほどの素晴らしい音楽!!

*追記:コメント欄から、このアルバムの1曲目に収録されている「トルコ風ブルーロンド」という大名曲についての書き込みをいただきましたので、そこでの僕の返答を以下に引用しておきます。「トルコ風ブルーロンドは、評論家もジャズファンも誰も指摘しないですが、ドビュッシーの第1狂詩曲からの影響を強く感じます。展開部の仕掛けのアイデアも似てますし、モチーフなんてそっくりです。テンポがデイブ・ブルーベックの方が速いし、色々といじってあるので「盗作」ではなく、あくまでリスペクトという感じ。エマーソンになると更に早くなるので、クラシックとジャズとロックのタイム感覚やテンポと表現の相関性が分かる気がして、面白いです。」


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Comments
居酒屋番組で聴きました 
ジャズに全く興味の無い私ですが、その昔、スカパーの旅チャンネルでやってた居酒屋紹介番組(太田和彦さんの)でオープニングに使わられたから買いました。
細かいことは知らないけど、ノリながらも落ち着く曲ですね。
書き忘れてましたが 
このアルバムから「Blue Rondo A La Turk」通称「rondo」をEL&Pが、NICEが演ってますね。
めちゃくちゃ荒々しく!
好きな曲です。
トルコ風ブルーロンド 
ボネ太郎さん、書き込みありがとうございます!あれ、もしかすると今年お初かな?今年もどうぞよろしくお願いします!

そうですね、「TAKE FIVE」は心地よいテンポで軽快でありながらも、ソフトで落ち着く感じもありますよね。そのいうアダルトで「粋」な軽音楽の感じこそ、まさに50~60年代の西海岸ジャズだと僕は思ってます(^^)。ボネ太郎さんもジャズ聴きましょうよ~一緒に聴きましょうよ~(誘惑^^)。

トルコ風ブルーロンドは、評論家もジャズファンも誰も指摘しないですが、ドビュッシーの第1狂詩曲からの影響を強く感じます。展開部の仕掛けのアイデアも似てますし、モチーフなんてそっくりです。テンポがデイブ・ブルーベックの方が速いし、色々といじってあるので「盗作」ではなく、あくまでリスペクトという感じ。エマーソンになると更に早くなるので、クラシックとジャズとロックのタイム感覚やテンポと表現の相関性が分かる気がして、面白いです。
 
本作の隠れた聴きどころはジョーモレロのシンバルレガートです。これがまた絶品なのですよ。
室内楽系ジャズのドラム 
わんわんわん様、書き込みありがとうございます!今年はジャズの書き込みが多くなりそうな気がしてます(^^)。

ジョーモレロの演奏、いいですよよね!僕はドラムの事はわんわんわんさんのようには分からないですが、シンバルのレガートが綺麗な人って、メッチャクチャ好きです。というか、50年代の室内楽っぽいジャズのドラマーさんって、シェリーマンさんも、コニーケイさんも、アンサンブルに合わせて音量を見事に調節して、見事だと思ってしまいます。「俺が俺が」じゃなくって実に綺麗に音楽を調節していて、フォルテな演奏より先にこういう事が出来ないと本当はバンドに入っちゃ駄目だよなあ…な~んて思ったりしちゃいます(^^)。



> 本作の隠れた聴きどころはジョーモレロのシンバルレガートです。これがまた絶品なのですよ。

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プロフィール

Bach Bach

Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです。音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。趣味で書いている程度ですが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

最近気になってるCDとか本とか映画とか
スゴイのが出る!King Crimsonの1970-1972年の間のスタジオとライブ音源!21CD+4BD+2DVD!リハーサルテイクとか、メッチャ聴いてみたい!2万円か、また貯金しないと。。 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!!
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