『Mississippi John Hurt / Avalon Blues -Complete 1928 Okeh Recordings-』

Misissippi John Hurt Avalon ミシシッピ・ジョン・ハートさんにハマってしまって、最近アマゾンでポチッてしまったのが、このCD(^^;)。それにしてもアメリカの古いブルースの録音ってすごいですね、1928年の録音なんて、第2次どころか第1次世界大戦の方が近いじゃないですか。しかもそんなに古い録音なのに、このCDは音がいいです。パチパチという音があまり入ってません(入ってるけど)。昔買った戦前のブルースのレコードの中には、音楽よりもパチパチというノイズの方が大きくて、音楽がぜんぜん聴こえなかったものがありました。

 そして音楽ですが、60年代以降のジョン・ハートさんの音楽がむっちゃくちゃレイドバックしたムードなのに対して、若い頃のこの録音はかなりテクニカル。けっこうアップテンポで、「ズン・チャ・ズン・チャ」というリズムを刻みながら旋律も同時演奏します。いや~、すごいなあ。ゆったり演奏するんじゃなくってテンポよくガシガシ行って、けっこうテクニカルな所を見せに行く所は、なるほどプロのブルースマンという感じ。戦前のブルースって、フォークロアではなくて、酒場で聴かせるプロミュージシャンの音楽なので、けっこうテクニシャンが多いんですよね。まさにそれです。う~ん、これだけ歌もギターもうまければ、今でも通用するんじゃないでしょうか。アメリカのこういう音楽って、100年近くたった今と、あんまり変わらないんですね。あと、言葉も今とあんまり変わってないのはちょっとした驚きでした。

 1920年代のアメリカというとジャズエイジのイメージでしたが、ミシシッピのような黒人奴隷労働者が数多く働いていた農場では、こういう音楽が普通だったのかも。100年近くまえのアメリカ南部にタイムスリップできるこのCD、すごく良かったです!実は、正月明けにちょっと落ち込む事件があって、しばらく気分が晴れなかったのですが、ジョン・ハートさんの音楽をいっぱい聴いていたら、癒されてしまいました。元気が出てきた、これは本当に感謝です(^^)。


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Author:Bach Bach
神戸住まい、奥さんとネコと暮らす音楽好きです(ノ^-^)ノ
音大は卒業したのですが、成績はトホホ状態でした(*゚ー゚)

ずっとつきあってきたCDやビデオの備忘録をつけようと思い、ブログをはじめてみました。
プロでも評論家でもありませんので、たいした事は書けないかも知れませんが、いい音楽、いい映画、いい本などを探している方の参考にでもなれば、大変嬉しく思います(ノ^-^)ノ

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 今月号のintoxicateに載っていた1枚。「Vyacheslav Artyomov」、ロシアの作曲家は名前が読めなくってムズカシイ。。「ヴャチェスラーフ・アルチョーモフ」と読むらしいです。伝説の「フレンニコフの7人」のひとりとの事ですが、それって何かすら僕は知らず(^^;)。作風的には初期は新古典的、後に民族的な様式、十二音技法や、複調性、ミニマルなんかも用いたみたい。ロシアの前衛は強烈なものが多いので、聴いてみたいです。アマゾンで買おうと思ったらダウンロード版しかなかった(;_;)。 少し前に取りあげたエリザベス・コットンですが、ライブ盤なんてあるのか?!これは聴きたい… オスマン時代から現代までのトルコ音楽のガイド本みたいです。おおお~、これは絶対に読もう!! レコ芸に載っていた近藤譲さんの新譜、室内楽作品集みたい。好きな作曲家なんで聴きたいんですが、持っている2枚のALM盤と4曲かぶってるので悩み中…
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